評価:5/5点![]()
港町の群山は全州からバスで約1時間のこじんまりとした町だ。朝鮮戦争の戦火を免れた町が多く、日帝時代の家屋がけっこう残っていることで知られている。ナントカという映画の舞台としてもその筋では有名らしい。だがlulunとkameにとっては海の幸、特にイカとカニの地としての存在意義が大きい。特にカンジャンケジャンはlulunがハングルの先生にぜひ食べるように勧められているので、そりゃ行かないわけにはいかんだろう、とバスに揺られて出かけた。
強い日差しの中をうろついた後、フェリー乗り場近くの刺身屋街へ。1階が全部生簀になっている店に入ってみたが要領を得ないのでもう一軒先の店の呼び込みのあんちゃんに誘われるまま入ったのがこのクンガンフェ。呼び込みとは言っても通行人がほとんどいないのでほとんど暇そうに座っているだけだが。
2階の座敷には先客が一組。一応客がいることに安心してメニューを物色する。メニューにカンジャンケジャンはないができるかと訊くとできるという。それとえびのチゲを注文。まずはサービスと称して刺身の盛り合わせとおかず5品ほどが運ばれてくる。
刺身は昨日の残りかと思うほど見た目に生気がない。サービスなので文句を言うわけにはいかないが、いくらなんでも群山くんだりまで来てこれはないだろう、とkameは憤慨。適当につついて置いておくとおかずもろとも下げられてしまった。
メインディッシュのお伴には別のおかずがずらり。
焼きサンマとエイひれはやはりおいしい。こうでなくっちゃ、とkameも機嫌を直す。
そして本命のカンジャンケジャン。立派なワタリガニが醤油ダレ(これがまたうまい)に浅く漬かっている。うまい!生カニ独特のとろりとした味わいとタレがいい感じに渾然一体となっていて最高だ。もちろんカニ好きのlulunは大興奮。
エビチゲも実に良いダシが出ていてうまい。タイ料理にあるホーリーバジルのような癖のある野菜が入ってくる。lulunはちょっと苦手だそうだがこれはこれでアクセントになって良い。
カンジャンケジャンは予想通りの絶品だったし、エビチゲもおいしいし、それにほかが食べられなくなるので遠慮がちにしか手を伸ばさなかったサンマやエイひれも実に良かった。これで最初の刺身さえなければ完璧だったのだが ... でもあのカンジャンケジャンにはひれ伏して満点を出さないわけにはいかないだろう。












コメント
新しいコメントの投稿