評価:1/5点![]()
期せずしてお昼に大量の肉を食べてしまったので、夜こそは魚介で行こうと夕暮れの木浦の町をうろうろ。市場の近くで店先の水槽でイカが元気そうに泳いでいる店を発見。入ってみることにする。
テーフン
狭い店内では若者が二人食事をしている。メニューは豊富とは言えないがナクチビビンパがあることをlulunが発見。これは締めにとっておいてまずはイカ刺しで焼酎を飲むことに。
メニュー
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焼酎。楓印のあまり見ないタイプだ。
セット
セットの味見をしながらふーむ、たいしたことないなと思いつつ焼酎をちびちびやる。アジュンマが網を持って水槽の方に行き、大きなイカをすくい上げて厨房へ戻って行く。おお、あのぴちぴちしたやつが出てくるのか、こいつは楽しみだと期待は高まる一方。
イカ刺し
それで出てきたのがこれ。まだ動いていたりするぐらい新鮮なのだがなんだかあんまりおいしそうじゃない。もっと透き通っているはずなのに ... と思い食べてみるとやっぱりおいしくない。まさか冷蔵ものとすり替えたわけでもないだろうし、第一ぬるい。釈然としないまま箸を動かし理由を分析する。lulunによると洗い過ぎではないかと。刺身は極力水洗いを避けなければならず、これだけでだいぶ味が変わるそうな。それに切り方も大事だがここではかなり無造作に刻んであるだけという感じではある。日本では考えられないことだ。こんなに新鮮なイカをここまでまずくするのは犯罪に近い。これも文化的なもので刺身に対するこだわりのレベルが違うのだろうか。
ナクチビビンパ
そんなわけで興奮がしぼんでしまった二人だがナクチビビンパは逆に予想以上のおいしさだった。具に生野菜を使うビビンパは見たことがなかったし、海苔が載っていないのに海苔の味がするという不思議なものだった(それはエゴマ油の香りだ、とlulunに一喝されたが)。りんごだったか梨だったか忘れたがしゃりしゃりする果物が入っているのも良いコンビネーションだ。こちらは意外な収穫。
せっかくのイカを台無しにされたのは悔しいが、このナクチビビンパは確実においしかった。料理によってここまで極点に評価が分かれる店も珍しい。

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