評価:3/5点![]()
上海に着いて最初の食事は当然上海料理でしょ、と白羽の矢が立ったのがこの弄堂だった。shanghainavi.comなどでは、ざっくばらんな家庭料理の店として老上海弄堂菜館という名で紹介されている。
だが行ってみると、白を基調としたカフェのようにこぎれいになっており、名前も弄堂Time茶餐庁などというものになっている。辛うじて住所と「弄堂」、紅焼肉が売りらしいところが同じなので入ることにした。確かに入口に厨房があって料理が並べてある。ふむふむ、ほとんど面影すらないがこれは確かに話に聞いた老上海弄堂菜館だ、とちょっと安心。
窓際の席に座りとりあえず青島ビールと紅焼肉と空芯菜の腐乳炒めを注文。出てきた青島は見たことのないラベルだ。
紅焼肉は写真で見ていた通り、素焼きのポットに入って出てくる。そうそう、これだと思いながらつついてみると、柔らかく甘辛でほぼ想像通りの味。かつて香港で死にそうになりながら完食した豚の膝と同じ系統なので、なるほどこれが上海料理かと認識を新たにする。
肉に混じって湯葉を丸めて結わいたものも入っている。湯葉自体の味も良いし、肉以外の味がするのも気分が変わってよろしい。
野菜は二人とも大好きな空芯菜の炒め物をセレクト。一ひねり加えて腐乳味バージョンにしてみた。マイルドながら味わい深い。
締めにはやはり上海焼きそば。うどんぐらいある太い麺に、色を見ても判るように濃厚な味が付けてある。香港風のオイスターソース主体の焼きそばに近いが、もっと濃厚なのは麺の太さだけによるものではなさそうだ。
lulunは15年ぶり、kameにとっては25年ぶりの中国本土だが、これだけ違和感なく普通に快適な街があるのが不思議だ。それに普通においしいものが食べられるのは良い時代になったのだろう。








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