2007年5月23日(水)上海へ
我が家から関西空港への行き方の選択肢はいくつかあるが、今回初めて船を利用することにした。かつて神戸に KCATがあった時代に神戸から関空行きの船があり一度利用したいと思っていたがかなわぬうちに廃止になってしまい残念に思っていた。ところが最近、神戸空港からベイシャトルが運行するようになったので試してみることに。
ベイシャトル&ポートライナーセット券
三宮から神戸空港までの足であるポートライナーと船がセットになった 1600円の券を購入。三宮からリムジンバスを安チケットで利用するのよりも安い。バスだと1時間ちょっと見飽きた景色を眺めながら、ひたすら座り続けていなければいけない。船は全体的な所要時間はほぼ同じで、ポートライナー、シャトルバス、船、シャトルバスと乗り換えが多く、荷物が重いときはきついかもしれないが気分が変わってよい。問題は本数が少ないことね。
ちょうど自分が使いたい時間にあるとよいけど。
ちょうどお昼時だったので、三宮のそごうでお弁当を買って船内で食べるつもりだったが、神戸空港に早く着きすぎたので空港でランチとなりました。わさびと菜の花の入ったお稲荷さんがおいしかった。最近おいなりさん作っていないな。。。
ベイシャトル(神戸空港側の乗り場)
神戸空港から船乗り場までのシャトルバスには乗客が4人しかおらず「大丈夫かい?」と心配したが、船乗り場まで貸し切りバスで来た団体客や、無料駐車場(空港周辺は土地余っているからね)を利用しているとおぼしき人たちがいて、思ったよりも乗客が多く安心した。
ベイシャトル(船内)
船内で流れている神戸紹介のビデオを横目に、少しかすんだ景色や赤潮を眺めているうちに30分の船旅はあっという間に終わって関空に到着した。
今回利用した飛行機は安い 14:50発の上海航空 FM822便。上海航空はスターライアンスグループではないけれど、全日空と提携しているとかで kameのプラチナカードで優先チェックインができたし、ラウンジも使えたので楽でした。水戸黄門の印籠みたいなモンね。ありがたや、ありがたや。
到着は 16:20 の予定だったけど少し早めに着きました。2時間ほどで着けるなんて近いね。時差は1時間です。上海航空のベースの空港なのにターミナルまではバス移動。節約かしら?
2004年11月にヨーロッパからの帰りの際何の因果か半日ぐらいを過ごすはめになった苦い思い出の空港である。ここでは国際線の乗り継ぎでさえ一度入国して出国するシステムになっているので、入国はしたものの、とても外にくり出す元気はなかったから空港の中だけで過ごしたので街は見ていない。中国本土上陸は lulun にとっては15年ぶりぐらいだ。kame は実に25年ぶりぐらいだそうだ。そして二人とも初上海である。中国料理は好きだけど中国には関心がない二人だが、上海の街だけは一度この目で見ておきたかった。見たい時代の上海がどれだけ残っているか不安もあるが今を逃すと2008年の万博を機に大きく変わってしまうだろうから。
空港から市内は30キロぐらい離れていてバスで移動するという安い手段もあるが、中国にしては50元(800円ぐらいなんだけどね)とお高い「磁浮列車(リニアモーターカー)」に乗ってみることにした。空港ターミナルから乗り場への案内表示板の表示の仕方が悪いし、ちょっと距離があり大きな荷物を持っての移動することを考えていないような設計の悪さも中国らしい。
リニアモーターカー
磁浮列車は 30キロ弱の距離を7分で移動してしまうすぐれもの。最高速度が時速430キロぐらいまで出るのが売りで、車内に現在時速が表示されるようになっているので記念撮影。さすがに騒音問題などもあるのか夕方6時以降はそこまで出さなくなるらしい。最初は静かだけど時速300キロを過ぎてくるとだんだんと振動と音が増してきて、400キロを超すとすさまじい。一度反対方向の車両とすれ違うけど、一瞬の出来事なのと風圧がすごい。これがトンネルの中なんて走ったら大変なことになるだろうね。「おー!」と思っている間に着いてしまいました。
次は地下鉄に乗り換え。切符は自動販売機か窓口で買うのだけど、窓口では言葉が通じないし、筆談という手もあるがちょうど近くでイベントが終わったらしく、すごい数の人が並んでいてパス。しかし自動販売機は100元紙幣は受け付けてくれない。手元には空港の ATM でおろしたての100元紙幣しかないのよ。近くの売店でお茶を1本買って小さなお金を作って、やっとの思いで切符を買いました。ふー。地下鉄に乗ってホテルに向かうのだけれど、ちょうど17時半をまわっていて慣れないラッシュにぶつかってしまった。中国の人たちの空気にもまだ慣れていないので疲れる。
今回の宿は地下鉄1号線の漢中路駅(上海駅の隣)の上にあるお手頃なホテル「兆安酒店」だ。設備も価格も妥当なところだろう。難点は部屋に入るためのカードキーの反応が悪いことで、コツをつかむまでは苦労する。部屋に入って手洗いうがいをして、あまりの水の匂いとまずさに閉口。噂には聞いていたがひとすぎる。うがいにもミネラルウォータが必要だ。荷物を置いて一休みしてから、夕食へと地下鉄で町へくり出す。
繁華な通りである淮海中路方面へ行くために地下鉄の陜西南駅を降りた改札の前に本屋を発見。「上海交通図」という名のバス路線図があるとの情報だったので見てみると、同じ名前のものが何種類もある。ビニールに入っているので中が見ることができないのでとりあえず一つ買ってみることにする。
思南路で夕食をとった後、バスを利用して上海の観光地外灘へ向かう。
バス停
このバス停はライトも着いて立派。バスの番号やそのバスが停まる停留所の名前が書かれているので助かる。問題はバスに乗る前にどうやってバス停にたどり着くかということ。中国人は歩くのが平気らしくバス停とバス停の間隔がおそろしく離れている。そして、道路が一通でないにも関わらず、反対側方向のバスは別の道を走ったりする。バス路線図を持っていても停留所の表記はないし、何百種類ものバスの路線情報が詰まっているので解読作業は大変だし、よくまちがってしまう。とはいえ漢字を読むことができるので非常に助かる。
外灘
夜景を見におのぼりさんを始めとする観光客がたくさん集まる外灘からの黄浦江の対岸の景色。外灘は30年代の租界時代に建てられた立派な建物が並んでいてヨーロッパの空気が漂っている。飛行機を降りたときは、梅雨が大嫌いな二人が何を勘違いして快適な日本から梅雨の世界にわざわざやってきたのかと思ったが、川沿いは風が気持ちよく快適でした。
外灘
川を観光船がたくさん行き来している中、突如現れた広告船。さすが中国のスケールだわ。
バス停を求めて延々歩いて、なんとかバスでホテル近くまでたどり着き、上海初日が終わりました。



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