評価:3/5点![]()
クリスマスの三連休にカニを食べに行こう、と決めたのだが、始動が遅かったためにけっこう予約がいっぱいの宿が多い。行き先も色々考えられたのだが、天橋立の上に街があるような久美浜でなんとか空いているのを見つけたのがこの民宿あさひだった。
料亭ふみやの後遺症で全く空腹感がないまま、丹後神野の駅に着いたのが午後5時。迎えにきてくれた宿の人は5時半には夕食の仕度ができるが先に風呂に入るかと言う。即座に風呂を選択し、なんとか時間稼ぎをしたつもりなのだがそれでも空腹感がないまま夕食に向った。
卓にセットされているのはカニ刺しと舟盛り。部屋の隅にはガスコンロとカニすき用と蒸し焼き用の土鍋がそれぞれ用意されている。日本酒を一本頼んでまずは刺身から。
カニ喰いlulunはもちろん、kameもカニ刺しは大好きだ。とろりとした食感がたまらない。できればもっとさっぱりした醤油と本ワサビで食べたいところだ。
舟盛りは鯛、イカ2種、サザエ、ハマチ、ボタンエビ。最初にイカの片方を食べたlulunはあれ?と思ったそうだが、それ以外は全部おいしかったのでほっとしたそうだ。その問題のイカを食べなかったkameとしては全部うまかった。
食べ始めてしばらくするとおばちゃんが茹でカニを持ってくるが、普通みんな食べきれなくて持ち帰りにすると言う。当然食べきれないことが予想されるので持ち帰りにしてもらうことにした。
牡蠣は残念ながら焼きもの。生で食べられないのが残念。
カニ味噌は卵入りだが、こいつを混ぜるとマイルドになってなかなかよろしい。日本酒が進む。
おばちゃんがアワビを載せた七輪に持ってくる。アワビは小さいのだがややほっとする。熱そうに身をよじるのがかわいそうだ。どのぐらいなら焼けているのか皆目見当がつかないが、おばちゃんがこれでよし、と宣言したものを熱々で食べる。冷めると身が固くなってよろしくないとのことで、確かに柔らかくてうまい。
続いてはカニの蒸し焼き。アワビを焼いている間に加熱していたので良い香りがしていたが、火を止めてからもしばらく放置されている。まだかな、と思っていたらおばちゃんが卓の上に持ってきてくれた。蓋を取るともうもうとした湯気と香ばしい香りが立ちこめる。ちょっと火が通り過ぎた感は否めないが、カニの旨味が閉じ込められている。特に胴体がうまい。
最後はカニすき。鰹主体のダシに既にけっこう味がつているので、カニは何も付けずにそのまま食べる。火加減が難しいが、慣れると上手になってぷりぷりの身が楽しめるようになった。今回のカニの中ではこの食べ方がおそらく一番うまかった。当然野菜にはほとんど手を付けずじまい。最後に雑炊となるのだが、何しろ満腹で胃に空きスペースがない。だが食べると当然良いダシが出ていてうまい。おいしいのに食べられないのが残念、とlulun。
昼はkameの方が重症だったが、今回はlulunの方が重症。布団の上で右側を下にして資料を読んでいたら気持ちが悪くなってしばらくじっとしていた。
朝食もけっこうな充実ぶり。
昨夜どうなるのか気になっていた鯛はこんな姿になって再登場。
カニ汁がまたうまい。胴がたっぷり入っているので濃厚なダシになっている。
前夜食べきれなかった茹でカニは持ち帰りに。夜9時までに頼んでおけばカニ以外にも牡蠣(1個70円)などの持ち帰りもできる。すぐ近くに漁協のショップがあるが、こっちで買った方がお得のようだ。
宿としても十分な設備で快適に過ごせた。3点は辛いが、料理の腕がもう一つというところでさすがと思わせるものがない。特にふみやの後だったというのは気の毒でもある。久美浜は気に入ったので、また違う季節に行くのもありだろう。
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