評価:4/5点![]()
ヘミングウェイがモヒートを飲みに通ったことで知られるLa Bodeguita del Medioは言わずと知れた超有名店。観光客はだれもがここでモヒートを飲むそうだが、へそ曲がりのlulunとkameは敢えて食事をしに行った。モヒートは薄くて高くてダメだが、実は食事はけっこう良いという評価が伝わってきたからだ。
12時を少し回ったところで店の前に到着。夜は待ち時間が長くて大変だというので昼に来たのだが、店の前には観光客がたくさん。げげ、これでは入れないぞ、と思って既にお腹を空かせているlulunをどうなだめようかと考えつつ、よく見るとバーの奥にテーブル席があり、そちらは空いている。なーんだ、彼らは食事に来たわけではないのか、と安心して左側の狭い通路から奥の方へ入る。
店の中央に階段がある吹き抜けになっていて、そこのテーブルに通される。既に食事をしている客も散見されるがまだ早いので空いている。
壁面には見せに来た客の落書きがびっしりで、有名人の場合には写真が掲げてる。もちろん中南米では有名でもlulunとkameには誰だかわからない人が多いが、知っている名前もちらほら。ナット・キング・コールは何度も来たようで彼のテーブルというのも残っている。元イタリア代表のパオロ・ロッシやギタリストのジョージ・ベンソン、インドネシアのワヒド大統領なんてのも来ている。豚と酒がダメじゃこんなところ来てもねぇ、と思ったらやっぱり不機嫌そうな顔で写っていた。
La Bodeguita del Medio 茹でた豚脚肉(Pierna de puerco asada en su jugo)
注文したのは店員が勧める伝統料理、茹で豚と揚げ豚。
茹で豚は名前から想像するにコンフィのようなものだろうか。脚の肉を茹でたものをスライスして、どうやら油通ししてあるタマネギが載せてある。これがけっこううまい。もちろん素朴路線なのだが、なんというか洗練された素朴さというか、素朴なりに完成度が高い。lulunによるとタマネギがおいしいらしい。
揚げ物の方も同様で、こちらもストレートに豚肉にほんのりスパイスをして揚げただけ。でもけっこううまい。ちょっとアクセントが欲しいが、レモンとバジルを合わせるとよろしい。
いずれもフライドポテトが付属する。さらに黒豆入りご飯か、黒豆スープとご飯のいずれかが選択できるのだが、メニューを読んでもこのへんの表現がわかりにくい。つまり「別々かいっしょ」なのだ、と店員が上手に説明してくれてわかった。多分どの客も混乱するのだろう。
ポテトは揚げたてだし、ご飯もスープもなかなかおいしい。特に一見ただの白いご飯に見えるやつはスープで炊いてるのか、表面につややかな油分が乗っていてlulunはバターライスではないかと思ったほどだ。バターには敏感なkameにはわからなかったので、多分これも豚のスープではないかという推測。豆スープもうまいが、これをかけないご飯もおいしい。
午後の部があるのでコーヒーだけ飲んで店を出たが、夜に来てゆっくりしていくのも悪くない。有名店なのにちゃんとした料理を出しているのは偉いぞ。







コメント
新しいコメントの投稿