5月2日に引越した。NY に来てから7カ月で 4つ目のアパート。
前回の時も「引越はしばらく勘弁」と思ったけど、今回は切実に「もう勘弁」。もっとも、NY を離れることになったら、そんな気持ちも吹っ飛ばすしかないんだけど、それ以外での引越は、さすがにパスしたい。
だったら、なんでそんなにと突っ込まれそうだけど、例えば前のアパートは便利で素敵な部屋だった。ただし、音の問題さえなければ。静かなときはホントに良いところだった。でも、アパートに住人がモラルのない奴らばかりで、音楽をかけるときのボリュームは大きいし、頻繁にパーティーをやって騒ぐし(警察沙汰になったこともあったほど)、明け方になると建物の前の坂道を大型トラックがエンジンふかして上っていくしと正直キツかった。耳栓なしで寝る日が来るのが夢だったのだ。
NY 暮らしが延長になったこともあり再び部屋探しをしたのだ。ブルックリンのダウンタウンに近いところへ住もうかと何軒か見て回ったりもしたけど、結局以前のアパートと同じ ブルックリンのグリーンポイントというエリアで、歩いたら 10分ぐらいの距離のところへに決まった。Greenpoint の中心から外れてしまったけど、静かだし眺めも良い(3階だけどね)。
今回の引越は特に kame が大変だった。当初は夏物を始めとする日本に残した荷物をとりに&送りに一時帰国した lulun が 4月28日(火)には戻ってきて、パッキングして、5月2日(土)に引越という予定だった。だが、lulun が査証取得のトラブルで日本を離れられなくなってしまったのだ。それが確定したのが 4月24日(金)で、引越まで一週間。kame は、週末&仕事から帰ってきた後の時間を馴れない(パッキングなどの作業は lulun の趣味だから)引越準備に費やさなければいけなくなった。しかも、引越をした日の夕方にはヨーロッパに出張に出るので、その準備もしなくてはならない。考えただけでも大変そうだけど、それで済まないのが世の常。
夏バテしそうな暑さの中荷造りを終えて新しいアパートに荷物を運び込んだら、まだ壁のペンキの塗りの作業中 (^^; なんでも、ペンキ塗りのおっちゃんがダウンしてしまって作業が遅れてしまったんだとか。ありえないけど現実。とりあえず、荷物をペンキ塗りの終了した部屋にまとめて、スーツケースを持って空港に向かったとか。
kame も lulun 同様、訪問先のデンマークで査証を取得しなければならなかったけど、こちらは気味が悪いみたいに順調だったらしい。
そして、5月9日(土)に一週間の出張から戻ってきたら、kame の受難が再開。きれいになった部屋を想像してドアを開けたら作業のおっちゃんがドリルを片手に「Hi !」。ペンキ塗りは終わっていたけど、別の作業をまだやっていたのだ。部屋の契約の担当の人が kame が一週間でなく、二週間出張していると勘違いしていたとか。そして、なによりも部屋が汚い。前の住人がどんな暮らし方をしていたのか想像がつかないほどひどかったとか。結局、5月11日(月)に掃除が入って、なんとか荷物を出し始めることができるようになった。
たいていの荷物の整理は lulun が戻ってくるまで放っておけばよいが、最低限必要なものは出さないといけない。掃除が入って格段にきれいになったと言え、まだまだ汚いので掃除をしながらでないとモノを入れていくことができないのだ。
もし、lulun が予定通りに NY に戻ってきていたら、作業中の汚い部屋でしばらく一人で暮らさなければならないという事態になっていただろう。それを考えると kame には申し訳ないが、lulun はやはり強運の持ち主なのだろう。日本に残してあった荷物の整理を大阪の倉庫で一人でするのはハードだったし、査証申請書類のトラブルや、急遽フライトを取り直すなどなどそれなりにジタバタしたけど、kame の過ごした時間に比べるとかわいいものだ。
その後、初めての我が家に帰り着いた lulun は時差ぼけと戦いながら、掃除と荷物整理を開始した。時差ぼけがとれた今も作業は続いている。だって、デッキブラシを買ってきて、床磨きをしなければいけないほど汚いのだから。すべて塗り直してくれた壁だけはきれいなのだが。あと一息で、日本から送った荷物の受け入れ態勢まで整いそうだ。荷物が来たら再び整理の日々だけど、少しずつ住みやすい我が家ができていくのは嬉しいしやりがいがある。そして何より、安眠があるのがありがたい。いろいろあったけど導かれて今の住処にたどり着いたんだという気持ちなる(いまのところ)満足のいく物件だ。

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