評価:3/5点![]()
いずれブラジル料理屋で肉を食ってやろうとはだいぶ前から思っていたが、DeStefanoで牛肉の味をしめたことによってその思いが加速した。そこで向かったのはアストリアのMalagueta。
アストリアにはブラジル料理屋が何軒もあるが、多分デリに毛がはえた程度のビュッフェスタイルの気軽な店が多いようだ。そんな中でここはちゃんとした「レストラン」に分類できる。
36th St駅から西へ少し入ったところ、商店街と住宅街の境目の角にあった。金曜の晩のせいかかなり繁盛していて空いているテーブルは少しだけ、しかも予約席の札が目立つ。幸い一つだけ空いている席があったので着席。よく見ると店の中央は20人ぐらいの大家族が何かのお祝いらしく占拠している。危ないところだった。まあ駅よりのバングラ人街でビリヤニでも食べるという選択肢もあったが。
肉料理が主眼だったのでほかの皿は眼中にないが、一通りメニューを見るとなかなか面白そうなものもある。土曜日しかやっていない煮込みなんか良さそうだ。
隣のテーブルを横目で見ると、予想通り量が多そうだ。前菜は諦めて肉料理を二皿注文することにした。飲み物はシラーとサングリア。
Picanha: Grilled Sliced Top Sirloin Served with Rice, Beans, Farofa and Vinaigrette
ピカーニャは英語ではランプというらしい。サーロインの上部でシュラスコの定番だそうだ。肉自体はまあまあ。お供のご飯と豆、ファローファというキャッサバの粉にベーコンを入れたもの、それにビネグレットと一緒に食する。このへんのビビン的というかチャンプルー的なアプローチはなかなか好ましい。
この豆がまたうまい。いや、いつもそう思うのだがいったいどうやって作っているのだろうか。単に煮ているようでもあるけど、味噌汁みたいに奥が深いのかもしれない。
Bife Com Mandioca: Grilled Shell Steak and Shittake Mushroom Sauce on top, served with Fried Yuca
きのこソースのステーキの方はもっと普通だが、肉質は明らかにこちらの方が良い。うまいぞ。ユッカのフライとニンニクが強烈に効いたディップもよろしい。
そうこうしているうちにテーブルは全部埋まって、断られて帰っていく客や外で待っている客まで現れた。なかなかの人気店のようだ。味はまずまずで、混んでいる割には待ち時間はさほど長くないし、小学生ぐらいの店の娘がせっせとお手伝いをしていたのも好ましい。ブラジル料理初心者としてはまずまずのスタートを切れたというところか。次はもっと庶民的な店に行ってみよう。
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