評価:3/5点![]()
予定よりモントリオール到着が遅くなったし、雨模様で肌寒いこともあって夕食は宿の近くで手軽に済ますことにした。予習しておいた店で徒歩圏内にあったのはRestaurant La ParyseとL'express Restaurant。迷わず気楽そうなLa Paryseに向かった。
Montréal: Restaurant La Paryse
繁華街のRue St-Denisから一筋ずれたところ、静かな住宅街が始まるところにLa Paryseはある。UQAM(ケベック大学モントリオール校)が近いこともあってそこらへんには若者が多い。モントリオールで一番のバーガーという評判のためか、けっこう混んでいて入り口には立って待っている人達がいる。最後尾についたlulunとkameだが、5分もしないうちに席につけた。回転は速いし人数が少ないとテーブルが空くのも早い。
メニューを見るとモントリオール名物のPoutineなんかもあるが、国境の南で暮らす者としてはここでハンバーガーに挑まない手はない。ケベコワの手にかかったバーガーがどんなものになるか興味津々だ。メニューに地元の生ビールもあるのも嬉しい。シロクマ印のBoréaleはモントリオール近郊の会社で、街でよく見かける。飲んだのはRousseで、レッドエールということになるのかな。見た目より軽くてホップの香りが豊か、あまり個性はないが実に無難にまとめてあるという印象。飲みやすいのでポピュラーなのはわかる。ちょっと物足りないという感もあるが、これはこれでおいしい。
本命のバーガーは2種類、スペシアルとレギュリエを選択。違いはスペシアルがクリームチーズとベーコンが付いてくること(レギュリエはモツァレラでベーコンなし)で、いずれもモントリオール風ベーグルのようなパンに薄いハンバーグ、レタス、トマト、生マッシュルーム、ピクルス、炒めたタマネギ、それになぜか梨のスライスが付いてくる。注文時に焼き加減を訊かれないのでちょっと拍子抜け。
上品な仕上がりはフレンチ的で確かにけっこううまい。パンがベーグルのようでベーグルでないのでちょっと頭が混乱するが、これは慣れの問題か。中西部のアンガス肉だというパテは、悪くはないがもっとうまくていいはずだ。薄すぎて焼きすぎで旨みが逃げている。ここは絶対に改善の余地がある。でもベーコンはうまい。面白いことにクリームチーズはlulunとkameで意見が別れ、lulunは頭が混乱すると言い、kameはベーグル的パンに合ってなかなか良いと言う。
フライドポテトもきちんとしたものでけっこううまい。塩コショウのほかに、ほのかにハーブの香りがするのが好ましい。うーむ、これもフレンチだな、と思わず唸る。ジャガイモの味自体は普通なので、もっとおいしい芋を使ってくれたらもっと良いのに、と思ってしまうのは贅沢かな。
モントリオールに住んでいたらたまに食べに行くかもしれないが、日頃ニューヨークで67 BurgerやNiko'sに行っている者にはあまり縁がないかな。ハンバーガーをきちんとケベック風に仕上げた点は評価すべきだろう。





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