Staten Island St George Ferry Terminal 近くの廃墟
週間天気予報を見て、気温の低い快晴の日曜日がやってくる。久しぶりの山歩きだと意気込んでいたが、土曜の夜になっても全然気温が下がりそうにない。クーラが欲しいほど不快な翌日が、山歩き日和の訳がない。ということで、急遽作戦の練り直し。
そして、スタッテン・アイランド(Staten Island)の Historic Richmond Town という昔の街の様子がそのまま残されているところに自転車で行ってみようかということになった。スタッテンアイランドに行けば、スリランカ料理が食べられるし、前回行った時に気になったものの暑さに負けて足を伸ばさなかったフェリー乗り場のそばにある廃墟群とおぼしきエリアにも行くことができる。Alice Austen House という100年前に写真を撮っていたハイカラなおばちゃんのお家もある。
のんびり用意をして、自転車を走らせて Williamsburg Bridge を渡りマンハッタンに。New Amsterdam Market を覗いてからスタッテンアイランド行きフェリー乗り場 Whitehall Street Terminal へ。
スタッテンアイランド行きフェリーに乗るのは3回目だが、自転車を持っては始めて。Whitehall Street Terminal に到着してエレベーターで乗船ゲートのある2階に上がろうとしていると「そこの自転車、こっちに来い」と呼ばれて振り向くと、犬を連れた警備員が立っていた。行ってみたら、犬によるチェックの後、「よし」とドアを指し、左手に自転車の待機エリアがあるからそこで待つようにとの指示。自転車は1階部分から乗船なんだ。フェリーの中に駐輪用のスペースが用意されているとは知らなかった。でも、この手の自転車停めって、自転車のタイプによっては使えなくて不便。改善を望む。フェリーは無料で、エンジンの着いた車両は車両は乗船禁止。車は橋を渡りなさいということだ。
St George Ferry Terminal 近くの廃墟群
スタッテンアイランド側のフェリー乗り場 St George Terminal のあたりは、実にさびれている。前回来た時、丘の上から見えていたフェリー・ターミナルの近くにある廃墟のような建物方向に近づいてみる。一瞬フェンスに閉ざされていて遠回りをしないとだめかと思われたが、人が歩くことができるぐらいの幅で通路が設けてあるのを発見。廃墟群自体には柵で囲まれて近づくことはできないが、フェンスの手前は公園への通路で廃墟を楽しめる。
1869年の建物。100年前はこの辺りも活気があったのだろう。それにしても、木がここまで育っているのだから、建物にしっかりと根を張っているのだろう。
St George Ferry Terminal 近くの公園
2週間ぐらい前から葉が色づき始めているNY。色の変わるのが早い種類から、紅葉が始まっている。2週間後ぐらいは、桜スポットへ紅葉巡りをしなくては。
St George Ferry Terminal 近く 桟橋の残骸
公園を挟んで廃墟群の向かいには桟橋の残骸が。ここは楽しいスポットだ。
St George Ferry Terminal 近く 桟橋の残骸
板が残っている桟橋には木が生えている。こちら側もフェンスがあり立ち入り禁止。
Little Sri Lanka にあるスリランカ料理屋 New Asha でお昼ご飯のあと、Alice Austen の家へ向かっている途中、ヘンゼルとグレーテルみたいな家を発見。お菓子ではできてないけれど、とっても童話チック。
このお家のあたりは、kame 曰く、イギリスの郊外の住宅地の雰囲気が漂っているそうだ。島にいる間に得た知識によると、この島は独立戦争まで、しばらくイギリスが支配していたそうで、その関係でイギリスの空気が漂っているのだろうか?だからスリランカ人がいるのか?
Alice Austenの家は表が海に面して眺めがよい。裏庭には、Staten Island Ferry のマスコットのような妙なイルカのオブジェや自由の女神が。
Alice Austen さんという女性は、1866年生まれで少女の頃から写真を撮っていたという驚くべき存在。彼女の膨大な作品の一部がこの家に展示されている。彼女の生涯をまとめた短いドキュメンタリーを流してくれるので、当時の NY やスタッテンアイランドのことを知ることができる。
Fort WeedとVerrazano Narrows Bridge
Alice Austen の家から海岸沿いに南下するとブルックリンへと繋がる巨大な Verrazano Narrows Bridge が近づいてくる。長さが 1300m近くある橋を間近で見るのは迫力ある。この橋のたもとにある砦はまえまえから kame にとって気になる存在。先週はブルックリン側を自転車で走りながら見たばかりで、気になり度が高まっていたのだろう。
砦のある方に進むと、一般の人も敷地内に入れるようだ。さらに進むと砦の方へ降りる案内図もあるのでGo! Go!
海外線近くに建っている Fort Weed に降りていき、弾薬庫やそこから桟橋に伸びる線路、Fort Weed を見学していると、上の方で出会ったガイド・ツアーの団体がやって来た。ツアーに付いていけば、門を閉ざしている Fort Weed の中に入れるのかなと淡い期待を持ちつつ様子をうかがっていると、お姉さんが「参加する?」って声をかけてくれたので最後尾につく。
Fort Weed の中には入ることはできなかったが、裏側に回って説明をしてくれた。興味のある方は、Staten Island Event Calendar をチェック。なかなかおもしろくてオススメ。Fort Weed の次は、何故撮影禁止なのかよくわからない隠れた道を通ったり、ガイドがいなければ見ることができないものがいろいろで楽しい。
スタッテンアイランドのにもボードウォークのあるビーチがあるとは知らなかった。今日は天気が悪いこともあり寂しい。これが秋の海というものかも。
Midland Beach は、マンハッタンから船が着いて大勢の海水浴客で賑わったという時代もあったらしい。それが、水質が悪くなったりなどいろいろあって、さびれてしまったとか。実際、スタッテンアイランド自体、NY からすると、今や記憶の片隅に引っかかっているぐらいの存在だ。
日本では天然記念物だけど、こんなふうに打ち上げられているとは。
桟橋だけは、釣りをしにきた人でにぎわっていた。
Midland Beachの桟橋にあった竿立て。ちょとお洒落でいい感じ。
ここまでやってきた時点で、もう4時半。Historic Richmond Town まではとてもたどり着けない。スタッテンアイランドは広い。今日はここでUターンして家路につくことに。帰りのフェリーに乗る前にも、わんちゃんチェックあり。かわいいし、しっかりと躾けられているし。あんな犬だったら、lulun でも飼えるかな?
今日の走行距離:40キロぐらい(家からWhitehall Street Terminal までの片道9キロ分も加えて)













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