ぶどうを買いに行ったユニオンスクエアのファーマーズマーケットで、気になるものがあるとlulunがのたまう。彼女は二日前にも来ていて、その時に既にリマビーンズなる豆に注目していたらしい.
確かにこのマーケットではさかんに売っているが、ほかでは見かけたことがない。そら豆を平たくしたようなものだが、鞘も柔らかそう。このまま食べるのかそれとも鞘は捨てるのかわからないが、とりあえず少しだけ買ってみることにした。
帰って調べてみると、その名の通りペルー原産の豆で、白いんげんに似たものらしい。鞘は捨てる。普通のレシピでは缶詰または冷凍を使うことが前提となっているが、少しだけ生豆を使うレシピも出ている。生が食べられる季節は短いが、出回っているときはぜひ生を食べたい、という感じで紹介されている。ほうほう、これはなかなか運がいいぞ。
なるべくシンプルにおいしく食べたい、と思って選んだレシピはTok-Cel Lima Beansというメキシコ料理。
鞘を開けると平たい薄緑色の豆が並んでいる。時折未熟な豆があって、しまった、ちゃんと選別して買うんだった、と後悔しても後の祭りだ。今後気をつけよう。
豆は塩水で1分ほど茹で、ゴマ油とネギ、パセリ、クラッシュしたカボチャの種と炒めて塩とレモンで食べる。なんでも豆には毒があるので茹でる必要があるそうだ。茹でているうちに豆の緑色が濃くなり、平たかったのがぷっくりと膨れてくる。そいつをちゃちゃっと炒めて出来上がり。
初めての素材だが我ながら良い出来だ。茹で加減もちょうどいい。レシピによっては薄皮をむくようなことも書いてあるが、空豆よりはだいぶ薄いので全然気にならない。豆自体の味も癖がなく、食感もねっとりとぽくぽくが同居してなかなかうまい。
豆好きの我が家としてはけっこう気に入った。生が出回っているうちにまた買ってきて食べてやろう。




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