急に冷え込み出した週末。Hudson River に架かるかつての鉄道橋 Poughkeepsie Highland Railroad Bridge(現在は Walkway Over The Hudson State Historic Park)を渡りに行くことにした。Walkway Over The Hudson State Historic Park は歩行者専用橋としては、世界最長らしい(パンフレットにそう書いてあるが本当なのだろうか?)。
自転車を持ってグランド・セントラル・ターミナル駅へ行くと、驚くほど人が少ない。夏が終わり観光客が激減したのだろう。 Hudson Line の電車に乗って終点の Poughkeepsie 駅まで1時間半ぼどの旅。Hudson Lineの景色が一番楽しい。
Poughkeepsieに着いてから、お昼に予定していた バーガー屋 Five Guys に向かうが、途中で yelp の地図が誤ったところを指していて、実はとても遠いということに気がついた。諦めて町中で調達しようと物色。しかし日曜日のためシャッターを閉めている店が多く選択肢が少なさ過ぎ。なんとかカリブ料理のデリで、オックステールを煮込んだものとご飯を買って飢えは免れそうだ。
Poughkeepsieの駅前はちょっとお洒落な感じだったのに、町に入り公園でアフリカ系の人たちばかりでサッカーをしているのを目にしたあたりから、空気が違うぞと感じ始める。町を走っていると「きっと20年前は荒んでいてかなり怖いところだったのだろう」と思わせるものが漂っている。お金のある人は郊外に住んでいて、買い物は巨大モールで住ませ、たまにマンハッタンに出るときに駅までやって来るだけで、駅に併設された駐車場までの部分は素通りなのだろう。だから駅だけは空気が違うということか。
Now Open に変わったDutchess Rail Trailの予定地看板
お昼を買ってから、先ずは、橋の東側に続く軌道跡のトレイルコース Dutchess Rail Trail を走ることに。ところが、トレイルコースの入り口が見つからない。橋からそのままトレイルコースが続いていると思ったのだが、どうやら橋から東側しばらくの区間はまだ完成していならしい。先の方に進んでようやく入り口発見。
Dutchess Rail Trail Phase II 西の終点
Dutchess Rail Trail Phase II 東の終点
たどり着いたのは Dutchess Rail Trail の中の Phase II と呼ばれる Morgan Lake から Overocker Road までの 4キロ弱の区間。今年2010年の6月にできたばかりだった。看板も予定から「Now Open」に変更したまま。まだ少しずつ作っている段階ということだ。Phrase II の西の終点はいずれ橋へとつながり、東の終点は徐々に延びていく予定。作業予定表はこちら。
少し手間取ったためにお腹ペコペコ。トレイルの起点となっている Morgan Lake の公園のベンチに陣取りカリブ風のオックステールご飯で腹ごしらえ。ご飯の方は多分米自体の味が好みでないせいで、いまひとつだったが、たっぷりのタイムでしっかり煮込んだオックステールは嬉しい誤算でウマイ。無駄飯にならなくてよかった。
トレイルコースの手前のベンチて食べながら様子を見ていると、ぽろぽろとに人が出入りしている。なかなか人気のようだ。走り出してみると、舗装が新しくて走りやすい。いままで軌道跡の自転車道は何度も走ったが、ここは道幅が広い。複線だったのか?単に広めに整備したのか?Phase II を往復して、kame の Downtube に注目した折り畳み自転車を買いたいというご夫婦としばし自転車&トレイル談義の後、次は橋 Walkway Over the Hudson を目指す。
橋の近くの駐車場付近から橋までの間は、軌道跡を利用したトレイルコースができている。人がいっぱい。この Walkway が開通してからちょうど一年だそうだ。
この橋は 1889年(なんと19世紀)に完成し、1974年に火事に合うまでの間鉄道橋として使われていた。しばらく放置されていた後、線路を取り外して補修工事をし、コンクリートの板を並べて歩道専用橋(自転車も可)として蘇った。この美しい橋を残して Walkway としての新しい役割を与える努力は素晴らしい。工事の経過がサイトにのせてあるのもよろしい。
Hudson Valley Rail Trail 旧Pougkeepsie-Highland Railroad Bridgeの賑わい
橋の両端にはお店が出ていてとても賑わっている。
Hudson Valley Rail Trail caboose
川の西 Highland 側には Highland 駅があったらしく、お馴染みのカブースが展示されていた。北米の鉄道といえばカブースが浮かぶぐらい、頭に焼き付いたかも。
橋を渡ったところで川まで降りて、下から橋を眺める。美しい。橋の下のハドソン川の西側沿いを走る線路は、貨物専用線なので乗ることができない lulun 憧れの線。
橋の西側に続く軌道跡を利用したトレイルコースは Hudson Valley Rail Trail と別の名前で呼ばれている。こちらも東側のDutchess Rail Trail 同様整備途中。ネット情報をもとにトレイルの始点に行くと様子が変。橋から既存のトレイルコースまでの約2キロの空白区間が遂に埋まり昨日開通したらしい。つまり、始点だと思ったところが始点でなくなっていた。橋が賑わっている理由はこれだったのだ。橋が開通した一周年のイベントでではなかったようだ。紅葉はまだ始まったばかりの様な感じ。紅葉狩りは2週間先かな?
Hudson Valley Rail Trail Highland Rotary Pavillion
最初に開通した Commercial Ave Parking から Tony Williams までの 3.8キロの区間を走る始める。Rotary Pavilion という名前の建物が案内所としてあるが、もともと駅舎だった建物だろうか?前にはカブースも停まっている。
Hudson Valley Rail Trail New Palz Roadが工事中のため行き止まり
さらに、進むと突然行き止まりに。あと2キロぐらいは開通しているはずなのに。回り道をして調べたところ、Hudson Valley Rail Trail と交差している道路 New Platz Rd の工事が影響しているようだ。
Wilklow Orchards
Wilklow Orchards
トレイルの終点の Tony Williams Park の少し先にある Wilklow Orchards というりんご園まで足を伸ばすことを狙っていた kame はへこたれずに、迂回ルートを探す。iPhone のお陰でたどり着くものの lulun は疲れ果ててしまっていた。
Wilklow Orchardsのりんごジュースとパンプキンパイ
リンゴは重いし、NYのマーケットで買うのとたいした違いはなさそうなので、持ち帰りはエアルームトマトだけにとどめる。パンプキンパイとリンゴジュースを買ってひと休憩。糖分補給をしてから来た道を戻る。復路が微妙に下り坂なのに気がつき、往路に疲れた理由が判明。
Poughkeepsie駅は現在修復中。良い感じの駅ではないか。電車を待っている間に、MTA が主催しているワインとチーズとリンゴ狩りツアーの人たちがぞろぞろと到着。始発駅だから座れたけれど、かなり満員。最初に前側の車両だけに人を乗せるという訳の分からないことをしていたので、途中の駅の前方で待っていた人たちは後ろへと移動しなければならない。いったい最初に前の方にだけ乗客を入れて誰にどんなメリットがあるというのだろう?デメリットだったらいろいろあるが。
電車の自転車スペースは普通のチャリ2台、リカンベント(シートにもたれて座るタイプ)2台、折り畳み2台という珍しいラインナップに。GoBike を見たリカンベント・チャリダーが「カナダで買ってきたの?」と声をかけてくる。知っている人は知っているんだ。
帰りが遅くなってしまったが、郊外仕様にちゃちな自転車の鍵しか持っていなかったので、マンハッタンで停めておくなんて怖くてできないので一旦帰宅してから近場で外食。
本日の走行距離:50キロぐらい
Dutchess Rail Trail Phase II が下の地図のA〜Bの部分。Walkwayは Mid Hudson橋の少し北側。一年経った今も、未だに google map の情報としては更新されておらず、地図上で橋を渡ることができない。










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