友人のNさんが食事に来てくれた。東南アジア系の料理がご希望だったので、ここ一週間ほどベトナム料理を主軸にした東南アジア料理に染まった我が家。料理に関する思考がほぼ東南アジアに傾いて盛り上がった時点で、食事会の日を迎えた。
お客様に初めて作ったものをお出しするということは、日頃まずやらない。しかし、ベトナム料理で話が盛り上がっているときに、パテを作ってみたいという方向に話が進んでしまったのだ。パテは前日から仕込んだ唯一の品。失敗したら出さなければいいことだしと。
参考にしたレシピがかなり大雑把で、どのくらいのサイズに肉をまとめれば良いのか書かれていないなど悩みながらも適当に。蒸している途中は豚とごま油のにおいが混ざってラーメンのような香りが部屋に充満して、わくわく。蒸し上がって蓋をとると、バナナリーフが破裂して肉が顔を出している。一瞬失敗かと思ったけれど、これで良かったのかも?
塩はほとんど使わなかったもののナンプラーの塩分のせいで塩辛い。そこで、レタスに包んで、ニョクチャム(ニョクマムにライム汁や唐辛子を混ぜて作ったタレ)をつけて頂いた。初めてにしては上出来かな。混ぜ物を入れてコスト削減をする市販品とは違い、まともな材料でまっとうに作った成果だろう。食べているときに、時々砕かれた骨が口にあたる。挽肉を作るときの軟骨のとり方が雑だったと反省。
ラープをアレンジしたヤム(スパイシーなサラダ)。豚の粗挽き肉にハープや調味料とカウクーア(炒ったもち米を砕いたもの)混ぜたラープにバナナの花を合わせしっかり味をつけて核にした。そのまわりにシャキシャキに茹でた金糸瓜にパクチーと干しえびを合わせたもの、モヤシやトマトといった生野菜、ポメローやパパイヤといった果物を並べて、各自お皿にとって混ぜ合わせて食べるようにした。あれもこれもと載せたいものをどんどん並べていくとこういう状態になってしまった。もう少し大きなお皿に盛るか、2つに分けるかした方が美しかったかも。
作成途中のラープ
バナナの花を刻んでさらし中
シャキシャキ状態の金糸瓜(スパゲッティー・スカッシュ)
豆腐のソテーはレモングラス、ターメリック、ニンニク、唐辛子、醤油などでマリネしておいたものを炒めて、ピーナツとタイバジルを合わせたもの。ターメリックの代わりにアナートを使いたい気持ちもあったけれど、アナートはまだ使い慣れていない調味料なのでお客様に出すことを考えると安全策でターメリック。でも、次回はアナート版を作ろう。
そして(途中からは余裕が無くなり画像はないのだが)、上記の品々が一段落したところで、海老のレッドカレー(タケノコとキクラゲ入り)とジャスミンライスが第二段、干しえび入り空芯菜の炒め物を締めに作った。ところが、空芯菜の炒め物を食べ始めたときに、お隣のテディー君(猫)が登場し完全に食事が中断というハプニング。猫を前にかぶっていた猫を脱ぎ捨ててテンションをあげたNさん。Nさんとテディー君両者の新たな一面を見ることができたし、よしとするか。
デザートは、タピオカのココナツミルク煮に蓮の実と小豆をちょっと混ぜてみた。デザートのときに蓮茶を出したのだが、茶葉を入れすぎたのか渋くなりすぎた。日頃水出しばかりだから分量が分からなくなってしまったようだ。
Nさんが辛いのが苦手だと lulunが勘違いしていて、全体的に辛さを押さえて作ってしまった。辛いモノを普通に食べれると分かっていれば我が家で育てているタイ唐辛子を使ってもっとしまった味にできたのにとちょっと後悔もあるが、今回は特に料理することをすごく楽しむことができた。






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