評価:3/5点![]()
またまた植物園帰りのお昼にロティ。前回Ali'sで初めて食べてけっこう気に入ったし、ちょうど通り道にトリニダード料理屋が集中しているエリアが二つもある。
今回行ったGlenda's RestaurantはEastern ParkwayとNostrand Aveが交差するあたり。行ってみたら安っぽい店が立ち並ぶ典型的なブルックリンの下町。歩いている人たちはほぼ100%黒人でなるほどこれならトリニダード料理屋がいくつもあるわなと思わせる。
店名にRestaurantとはあるが、要するにホールにちゃんと座って食事できるテーブルがけっこうな数用意していあるという程度で、注文するのも料理を受け取るのも置くのカウンター。しかもそのカウンターは巨大な透明アクリル板で客席から遮断され、中央に空いているを通して客とやりとりするという仕掛けだ。その穴もシケイン状のトンネルになっているという念の入りよう。このへんはそんなに治安が悪かったのか。ちょっと感動する。
カウンターの向こう側の壁にあるメニューを見るとロティ以外にもオックステールなどのシチューものもけっこう充実している。が、お目当てはロティなのでチキンカレーと、ジャガイモとひよこ豆のミックスを選択。前回の反省に基づいてスパイシーにするオプションを+25セントで追加。
しばらくテーブルで待っているとアクリル板の向こうで小柄なばあちゃんがロティを紙で包んでいる。取りに行ってお金を払い、テーブルに持ち帰る。半分にカットして手で持って食べるのだが、具が半液体なのでけっこう食べにくい。
チキンカレーは小さな骨がついた鶏肉がごろごろ入っている。鶏を骨ごと適当にブツ切りにしましたという感じだ。これも食べにくさを助長しているが、単に骨を外すのが面倒だからか、それとも味のためなのかは定かではない。多分前者だ。チキンカレーではあるがデフォルトでジャガイモがたっぷり入っている。皮は期待通りにもっちりとして味も良い。ジャガイモとひよこ豆の組み合わせもなかなか良い。炭水化物爆弾になってしまうが。
全体としてけっこううまいのだが、カレーがマイルドで辛くもなければスパイスの香りもしない。これで辛味オプションを付けなかったら情けない味になる。どうしてだろう、と思ったが、もしかしてインド人が入植したとはいえカレーの味は英国経由で薄められたものが伝わったのではないか。インド人だったらこれにガラムマサラをかけて食べたくなるに違いない。
洗練などという言葉とは無縁だが、素朴で素直なおいしさがある。こういう料理はそういうものとして認めてあげたいし、何よりこれはトリニダードの人たちにはふるさとの味なのだ。そんなものが簡単に味わえてしまうところがNYの良さだ、と言い切っておこう。





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