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ソフトシェルクラブ(キューバ風)

キューバ風ソフトシェルクラブ

旬のソフトシェルクラブをいただいた。でもソフトシェルクラブという種類の蟹はいないのだ。成長のために脱皮した直後で、次の殻がまだ柔らかい時の蟹さんのこと。米国東海岸でソフトシェルクラブと言えば、ブルークラブ Blue Crab というワタリガニの一種を指す。だから、中華系の魚屋でよく売られているワタリガニと同じもの。だた、殻が柔らかいだけ。この蟹は 6月頃に脱皮するので今がまさに旬。5月の末から7月の頭ぐらいまでに東海岸に来たら是非ともソフトシェルクラブを食べよう!

Soft-Shell CrabSoft-Shell Crab

蟹は満月の夜に脱皮する。6月15日が満月だったので、16日からは捕獲されたばかりのソフトシェルクラブが市場に出るということだ。料理の都合上、その翌日17日に買いに行ってきた。満月の直後でなくとも、魚屋には冷蔵保存された蟹さんが売られていたりするらしいが、さすがに元気がなくなってくるとか。

Soft-Shell CrabSoft-Shell Crab(♂)

買ってきたのは雄の蟹2匹。店には4匹しか残っていなかったので足が取れてたりしているけど、あまり選択の余地はなかった。2匹とも元気とはいえ、殻が柔らかいので爪で挟まれる心配もない。殻の固くなったブルークラブを調理する時は戦闘モードだけど、ソフトシェルクラブは余りにも華奢で弱いものいじめをしているような罪悪感がでてしまう。

雄と雌ではフンドシの形がちがうので見分けは簡単。雄のは細いTバック型、雌は丸いブルマ型。蟹の種類によってはここまでフンドシの形が大きく違わなかったりするけれど、同様の感じで見分けできる。上の写真の右側はフンドシをはずしたところ。左側ははずす前。参考までに下にメスの写真もアップ。

ソフトシェルクラブ (♀)Soft-Shell Crab(♀)

下処理をして、水分をしっかりとってから下味をつける。ソフトシェルクラブの調理の仕方を教わったときはサルサ・ベルデを使ったバージョンでやった。そのソースが実に良い感じだったので、自分で作る時は応用編としてキューバ風にするんだと決めていた。

ソフトシェルクラブに下味をつける用としては Old Bay と言うのが有名な市販されているシーズニングらしい(もちろん専用ではなく様々なものに使うことができる)。原材料のところを見るとセロリ塩(セロリ・シード)、スパイス(マスタード、赤唐辛子、黒胡椒、ローリエ、クローブ、オールスパイス、生姜、メース、カルダモン、シナモン、パプリカ)になっている。参考にしながらクミンの効いたキューバ風に適当にアレンジして組み合わせてみる。その時の気分でやったので二度と同じものは作れないパターン。

ソフトシェルクラブ用のスパイスお手製スパイス

衣を付けて丸ごと揚げる。揚げ物な分カロリーは高いけれど、今シーズン中にもう一度別バージョンを作りたいかもと考える蟹食いの lulun であった(つまり、もう一度食べたいということ)。カルシウムをたっぷり摂取できるし。

キューバ風ソフトシェルクラブ with サルサ・ヴェルデ、トマティージョのフリット  Soft-Shell Crab

添えてあるのは、蟹の前に揚げておいたトマティージョのフライ。これはニューオリンズの Eat で食べて気に入ったもので、ソフトシェルクラブを作る時はセットにしようと狙っていたのだ。もう少したくさん揚げても良かったなと反省。

サルサ・ベルデは自分で作るタイプと新たに教わったタイプを組み合わせて新しいソースにしてみた。予想通りクミンの効いたソフトシェルクラブにぴったりで満足。残ったソースは翌日トトーポスとともに完食。

そう言えば、ブログの「今日の夕食」シリーズ、久しく書いてなかったな。

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