今シーズン最初のカヤックは去年行って気に入ったConstitution Marshへ。決行は天気と潮の都合が良い日曜日と定め、木曜日の晩にはHudson Valley Outfittersに予約のメールを投げた。満潮は午後3時過ぎなので1時から5時のレンタルということになる。
翌日艇は押さえておくが改めて電話するように、という返事が来たので電話すると、身長と体重を訊かれた。そうか、挺やライフジャケットのサイズを合わせなる都合があるんだっけ、と思い出したが、身長と体重をフィートとポンドで言えと言われてもいきなりは無理だ。今度はちゃんと予習して暗記しておくようにしよう。
当日は早めの電車でCold Springまで行き、まず川辺の公園でお昼。快晴で爽やかな風が吹く絶好のカヤック日和で嬉しくなる。対岸をやたら長い貨物列車が北へ向かって走っていく。機関車を5台連結し、貨車はざっと60両ぐらい。貨物専用の鉄道がこれだけ元気なのを見るのはちょっと感動する。
店舗で手続きを済ませ、Foundry Parkへ向かう。ちょうど廃墟島ツアーの人たちが準備しているところで、そこに混ざりながらカヤックをあてがわれ、足元の調整をして間もなく川へ。もう慣れたもんだ。
鉄道橋に近づいていくと、まだ下の隙間は充分あるように見えるが、実際にたどり着いてみると相当屈まないと通れない。まだ満潮まで2時間あるが、今日は大潮なのかけっこうきわどいタイミングだ。
無事難所を突破し、ゆるやかな潮の流れに乗りながらConstitution Marshの中を進む。去年より2〜3週間遅いので植物の様子がだいぶ違う。かなりの勢いで広範囲に菱が育っているし、スイカズラは散りかけていて菖蒲は完全に終わっている。去年は菱の実がたくさん流れていたがそれも見当たらない。と最初は思ったが奥の方に行くといっぱいあった。採集はできないけどちょっと嬉しい。
水路の両脇には穂が二段になったガマがたくさん生えている。上の段の穂は動物の尻尾みたいでなかなかかわいい。
勝手知ったるConstitution Marshなのでゆっくりと漕ぎながら南の方へ向かう。水の上を渡ってくる風が心地よい。菱がだいぶ蔓延っているのでコースを選びながら進む。去年はこんなことなかったけど、時期が違うからかそれとも湿地の生態系に変化があるのか?
だいぶ行ったところでlulunが腰が痛いと言い出す。足元の金具の位置を調整しつつ漕いでいるのだがどうも良くならないらしい。いつになく元気が無いのでううむ、これは潮が引くまで帰れないしどうしたものか、とちょっと困ったが、とにかく滝まで行って休憩することにした。
滝のところにはツアーの人たちが先に来ていてカヤックがずらりと停泊している。まるで観光地の駐車場だな、と空いているスペースにカヤックを入れて上陸。滝を眺めながら一休みしていると足元に小さな花が咲いていた。
出発前にカヤックの背もたれの高さと角度を調整。どうやら背もたれがちゃんと腰を支えていなかったのが腰痛の原因だったようだ。その証拠に漕ぎ出してしばらくしたらlulunはすっかり元気に。わかりやすいやつだが、まあこれで一安心だ。
水路の中央部は菱の大群落なので突破できないこともないが、広い水路の東端に沿って北上。途中進路上にハクチョウが二羽いてどうしたものかと思ったが、彼らの方から自主的に退避してくれた。
ビジターセンターから伸びている木道に再度上陸して今度は上から湿地の植物を観察。とは言ってもガマの穂ばかりだし鳥の姿もあまり見えないし、日陰もないのであまり長居するところではない。コースを一回りしてカヤックへ。
またゆっくり漕いで進む。鉄道橋の手前には人が何人かいるのが見えるので潮位が下がるのを待っているようだ。近づいていく間に橋の下に吸い込まれていったのでもう通行可能にはなっているらしい。まだ満潮から1時間ちょっとだ。
近寄ってみると往路と同じぐらいの水位なのでまた体を屈めて通過。そのまま上陸して今日のカヤックはおしまい。
ゆっくりだがけっこう長時間漕いでいたので心地よい疲労を感じながら電車に乗り込んで帰路に着く。途中125th Stで降りてLas Delicia Mexicanasで夕食して帰宅。久しぶりにお出かけらしいお出かけでをして満足。こういう気持ちのいい日に体を動かすのは爽快だ。暑くなるまでにあと何回こんな機会があるかなあ。











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