評価:4/5点![]()
カヤックに行った帰り、Metro Northの125th St駅で降車。M60のバスに乗ればアストリアにも行けることにも気がついたが、ここは久しぶりにイーストハーレムでメキシカンというlulunの強い希望により、116thあたりを目指して歩き出した。昔このあたりは物騒でとても歩けるもんじゃなかったんだからニューヨークも変わったもんだ。
メキシコ料理屋はYelpにもいっぱい出ていてブックマークもしていたのだが、いつの間にか閉店している所も散見される。今回はLas Delicias Mexicanasに行ってみることにした。Kahlua's Cafeのすぐ近くだ。
Yelpのレビューで大方の見当は付いていたが、ごく普通の食堂という雰囲気。奥のTVはお約束のメキシコリーグを映している。暑いので風通しの良い入口脇の小さなテーブルに付く。メニューを見るとなかなかの充実ぶりで一通りのものはある。ポソレやオアハカ風のタマレスなんかもあるが、ここは久しぶりにメキシコに行った気分でkameはトスタダを選択。具の種類はわりと少ないが、豚足があったのでそいつを注文。店員に「一つ?」と訊かれてよくわからないまま「うん」と答えたのだが、これはトスタダが3個セットなので具を色々組み合わせても良かったのだとあとで気がついた。ちぇ。
肉喰いlulunは牛肉のステーキにサボテンのサラダが付いてくるもの、ということでFilete Asadoを選択。メニューでは魚か牛肉から選ぶことになっているが、店員は「フィッシュ?チキン?」と訊いてくる。いや、だから牛肉、と言ったら、ああそう、という感じだったので普通は魚な鶏なのだろうか。よくわからん。
そうこうして注文を入れ、トトーポスをつまむ。ちゃんとしていてうまい。さらに緑と赤のサルサがまたうまい。かなり辛いのだが、緑の方はちょっと白っぽくなっていてインド料理屋だったら間違いなくココナツ入りのチャツネに見えるところだが、食べてみるとキュウリが入っているようだ。爽やかでよろしい。赤いサルサは唐辛子のダシが強烈でさらに辛い。うまい。
辛いよ辛い、と言いながらどんどんつまんでいると料理が運ばれてきた。店員が盆に載せている皿にはうずたかいレタスの山が見える。テーブルの上に来るとさらにでかく見える。トスタダにはうっすらと豆、それに刻んだ豚足、レタス、サワークリーム、チーズが順に載せてある。
レタスの下に見え隠れしている豚足は半透明の軟骨が主体。見るからにコラーゲンたっぷりだ。コリコリともっちりの間の不思議な食感。味はあまりないのでこれもサルサをかけていただく。チョッパル同様こればかりだとちょっと飽きるが豚足大好きのlulunはいたくお気に入りの模様だ。トトーポス同様にトスタダも新鮮で味が良い。
Filete Asadoはよくあるタイプの牛の薄切りを焼いたもので、そのままだとふうん、という程度の味だ。ライムやサルサを追加すると良くはなるが想定の範囲内。付属のサボテンのサラダはけっこう酸味が強く、表面は少しぬるっとして中はナタデココの親戚のような独特の食感だ。これまたふうん、という程度なのだが、実はこのサボテンと肉を合わせて食べると、肉の旨味とサボテンの酸味、それに全く異なる食感がお互いに引き立てあって別物になる。うまいぞ。これに例によってご飯と豆、それにトルティージャが付属するのはどうかとも思うが、確かにこいつをトルティージャで巻いて食べても美味そうだ。
やっぱりイーストハーレム、レベルが高い。もうちょっと頻繁に行ってこのへんの店ならではのちょっと変わった料理なんか食べるのもいいかな。






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