評価:4/5点
Woodsideあたりには有名店Sripraphaiをはじめタイ料理屋が多い。そのWoodsideより少し西側、どちらかというとSunnysideに入りそうなエリアに行く用事ができたので近辺のYelpブックマークを見てみたら、うまい具合にI am Thaiという店があった。評価も高い。
ネーミングの良し悪しは措いておくとして、Webサイトを見てみるとなかなか良さそう。Secret Recipesなんていうコーナーがあるので期待して開けてみたが実はレシピは載っていない。だがパッタイのタレのことが書いてあって、タマリンド、パームシュガー、ナンプラーを煮詰めて作るのだとある。少なくともケチャップまみれの自称パッタイが出てくる心配はなさそうだ。
店は46th St駅からすぐだ。小さなテイクアウト主体の店でテーブルは数えるほど。ホールよりカウンターの向こうに見える厨房の方がはるかにでかい。バー型の高いテーブルと椅子だが座ってみるとけっこう快適で食事をする環境としては悪くない。ただカウンター上の巨大TVがローカルチャンネルを流しているのが少々目障り。
じっくりメニューを眺めて落ち着いたのはSam Yan noodle (kour gai)と鴨のローストPanangカレーソース。最初はタマリンドソースにしようかと思ったが、店員が甘いけどいいか?みたいに確認してくる。甘すぎるのは嫌だしパイナップルを使っているのでlulunが嫌がる可能性があるのでもっとスパイシーなPanangカレーはどうか、という店員のアドバイスに従った。麺の具は?クリスピーポーク?と訊かれたので、おお、そんなものがあるならもちろんクリスピーポーク、とこれも店員のアドバイスに従った。こんなことは珍しい。
店内の客は3組ほどしかいないのですぐに出てくるだろうと思っていたが意外と待たされた。注文の電話がどんどんかかってくるのでけっこう繁盛しているようだ。
運ばれてきた料理がけっこうおいしそうなのでまず最初のテストはパス。いや、この幅広麺が実にうまそう。
食べてみると見た目の通りうまい。カリッと香ばしく焼いた豚バラ肉ともちっとした幅広麺、シャキシャキのモヤシの組み合わせがよろしい。味はタイにしては薄めなのだがちゃんとおいしい。これはいいぞ。
鴨はたっぷりの肉がこれまたたっぷりのカレーに浸かっている。骨が外してあるので食べやすい。これがまたうまい。カレーは甘くてコブミカンの葉のさわやかな香りが効いて実にタイなのだが、スパイスの組み合わせが実にインド的でもある。見事にフュージョンだ。マレー料理あたりではレモングラスは多用するがコブミカンはあまり使わなかったような気がする。そういえばベトナムでもベンガルでも使わないからコブミカンはタイだけなのか?ちょっと気になる。ブロッコリーと鴨の下に埋もれているインゲンが硬いのもよろしい。
こんなところのこんな店でこれだけの水準とは恐るべしWoodside。Elmhurstの開拓が一段落したから次はAstoriaだ、と意気込んでいたのだが平行してWoodside/Sunnysideにも通わなくてはならない。困ったもんだ。




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