評価:4/5点![]()
実家滞在中の食事は家で採ることがほとんどだが、たまに外で食べようとなってもなかなか行きたくなるような店がない。田舎なのであるのは国道沿いのチェーンと海のものとも山のものともつかない独立店なのだ。
とある水曜日の昼になにか食べに行こう、となったのでぐぐってみるとひめはるぜみさんのブログがヒット。おお、これは使えるぞ、とじっくり読んでよさそうな店をリストアップしてみた。ところがほとんどの店が水曜定休ではないか。こりゃカルテルでもあるのだろうか。やむなく翌日の木曜日にまず足を運んだのがとんかつの優膳。
比較的最近になって移転してきた店らしく、店内は天井が高くて落ち着いた雰囲気。お昼時はけっこう混雑するという話の通りに狭い駐車場はほぼいっぱいだ。幸い空いているテーブルがあったので腰を下ろしてメニューを物色。1000円程度からのランチセットが5種類ほどあるが、普通のメニューの料理もできるそうな。でもランチのロースかつランチと、ヒレかつ/カニクリームコロッケのランチを選択。ランチには飲み物が、膳にはデザートが付属するようだ。
まず運ばれてきたのは山のようなキャベツと漬物2種。キャベツはちゃんと冷えていて自家製のゴマドレッシングが付属する。しばらくキャベツをもぐもぐ。そうか、これはカツを揚げている間の時間稼ぎという役目を負っているのか、と気がついた。ドレッシングの出来も良い。漬物は白菜とゴマ大根で、いずれもきちんと作ってあっておいしい。キャベツと漬物で手抜きをするとんかつ屋はいけないが、その点優膳はここまでで印象はかなり良い。
出てきたカツの衣は浅い色で軽くサクサク。とんきとは全く別物で普通の衣だが、これはこれでよろしい。ロースは斜めにスライスしてあるので断面が大きく見える。揚げ加減は丁度良く、ジューシーで柔らかい。だいぶサシが入った肉を使っているのではないか。ヒレも同様、こちらはとんきと比べたら普通のヒレに近いが、ヒレかつにありがちなパサパサ感は全くない。クリームコロッケもちゃんとカニが入っていて、きちんと作ってあるのは立派だがホワイトソースがちょっとバター臭いのが難点。
ホールは二人でやっているので混んでくるとちょっと手薄になるが、きびきびして感じが良いのでそれも許容範囲だ。本来なら付属しないデザートの自家製杏仁豆腐を持ってきてくれたのも嬉しい。
以前来店した人のブログなどを見ていると、カツの下の網がなくて衣がべちゃっとしてしまう、という指摘が見えるが、そういう欠点がきちんと改善されているのも評価できる。
茂原などというディープ千葉でこれほどの店があろうとは。ほかにリストアップした店は次回また開拓するとしよう。






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