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Sunnyside: De Mole

評価:2/5点2 stars

去年の夏頃からSunnysideの時代だと言っていて割には久しぶり。まあ2ヶ月留守にしていたのだから仕方ないが、2012年になってようやくSunnyside詣でが再開となるとは。最初のターゲットはlulunが見つけてきたDe Moleというメキシコ料理屋。

De MoleDe Mole

実は今回Yelpで予習せずに行ってしまったのだが、幸いYelpでの評価も高い。写真を見た限りではこのあたりに似合わずちょっと小奇麗で、店名になっているモレの実力が気になったのだ。いかんいかん、ちゃんと予習しなきゃと反省したのはXmasだったではないか。

7号線46th St駅から南へ少し行ったところ、住宅地の小さな商店街の中にある。このあたりはラティーノの街だ。予想通りやや場違いな佇まいの店だが、駅前にもちょっとお洒落な店が現れ始めているので、このあたりも次第に物価が上がっていくのかもしれない。

店内はガラガラなのにわざわざ二人用テーブルに案内される。ということはこれから混むのだろうか?と思ったわりにはさほど客は来なかったが、そこそこ繁盛はするようだ。

メニューはわりとこじんまりしていて、さすがにタコスやブリトーはあるがイーストハーレムあたりと比較するとワラッチやソペといったトウモロコシ粉系の料理が寂しい。しばらく悩んでからセビーチェ、huitlacoche(トウモロコシに生えるキノコ)のケサディージャ、それに本命の鶏肉のモレ・ポブラノを選択。セビーチェは魚か貝か、と訊かれたので貝を指定。ビールはDos Equisを一本。

トトーポスはトルティージャを細長く切ったタイプで出来は悪くない。サルサは赤なのだがあまり辛くなくタマネギ味がすごい。こりゃまるでガスパチョだな。

De Moleトトーポスとサルサ

セビーチェは思ったより細かくてトスタダの深皿に盛られてくる。へえ、こういうものか、と食べてみるとけっこううまいのだが、トスタダが既製品なのが非常に惜しい。メニューにトスタダがほとんどないのはこういうことか。

De Moleセビーチ

Huitlacocheは初めて食べるので期待したのだが、どうもどこがそいつの味なのかよくわからない。黒っぽくなっているところがそうか、とも思ったのだが黒豆も入っているので判別不能。食べ進むとようやく椎茸のようなものが出土してああこれか、ということになったが、確かにキノコですね、というぐらいであまり味はない。あとでわかったのだがHuitlacocheは缶詰が普通に売られているのでそいつが入っていたようだ。缶詰のキノコは香りが飛んでしまうのでやっぱりホンモノを一度味わわなければダメだな、と思う一方、わざわざ雨季のメキシコに行ってまで食べるほどのものかという思いも。

De MoleHuitlacocheのQuesadilla

モレは鶏のモモが一本、それにご飯、黒豆、別にトルティージャが4枚という構成。テーブルに置かれた時点でアニスの香りがふんわりと上がってくる。食べてみるとモレらしいねっとり感はあるが以外とさっぱりした複雑な味わい。例によって何が入っているか判別不能。アニスとゴマ、チョコレート、それに各種唐辛子が入っているのがわかるぐらいだ。このモレの香り高さはさすが。やっぱりこういう料理は香りが命だ。ご飯と豆も素朴な味わいで特筆すべき点はないが地味で悪くない。

De MolePollo cono mole Poblano

こうして思い返してみると悪い店ではなさそうなのだが、モレ以外はわざわざまた食べに行こうとは思わない。というかlulunとkameにとってメキシコ料理はつまりイーストハーレムに行けばいくらでもある普通ストリートフードなのであって、この店の路線とはちょっとベクトルが違うのだ。店の位置づけ以外にももしかしたら地域性もあるのかもしれない。メキシコといえば中部しか知らないわけだから。いずれにしてもSunnyside開拓が忙しくて再訪はないだろうな。


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