評価:4/5点![]()
なんでも最近は小皿料理が流行っているらしい。サンフランシスコだけの現象なのかどうかは判らないが、量があって初めて評価されるアメリカでタパスが受け入れらるようになったのは喜ぶべきことだろう。あるいは例の病的な健康志向の賜物なのか。いずれにしろおいしいものを少量楽しめるのは嬉しい。
Bocadillosはバスク系スペイン料理がルーツのタパスの店。名前の通り小振りなサンドイッチも用意されている。おしゃれな店内は半分ぐらいの席が埋まっている。ねえちゃんに訊いてみると量的には一人二品ぐらい頼むのが妥当らしいので、とりあえず三種とワインを紅白頼む。以下の通り:
フォアグラとマンゴーのセラーノハム巻き、熟成バルサミコソース
エビのグリル、ガーリックフレークとレモン添え
芽キャベツとベーコン、くるみの和え物
カタランソーセージ、arugula, shaed manchege のbocadillo
ワインはこれ:
California Chardonnay LaTour 2003
Catalunya Arnoa Cabernet 2003
Napa Valley Crauford Sauvignon 2005
フォアグラとセラーノの組み合わせはおおいに頷けるところだが、そこにマンゴーとはうならされる。確かにねっとりとした食感はフォアグラと共通しているが、当然甘味と酸味が混ざってくる。lulunには少し臭みが感じられたようだがkameは平気。なんともいえずうまい。ボディのしっかりした赤ワインが欲しいところだが、残念ながらカベルネのArnoaはちょっと軽すぎ。
エビもからりとしてニンニクが効いている。予想通り。普通においしいという程度。殻出しを用意してくれたがlulunとkameは頭からバリバリ。
茹でた芽キャベツとベーコン、くるみをざっくりと炒め合わせているだけだがこれもなかなかうまい。シンプルにして美味。素材の味が出るので一度我が家のベーコンでやってみたい。やや味に締まりがないのでlulunはマスタードを効かせてみたいという。kameなら唐辛子を使うかな。
締めに頼んだサンドイッチもおいしい。パン自体にも素朴なおいしさがあるが、カタランソーセージの勝利だろう。チーズはペコリーノに似た雰囲気があるが何でできているかはよくわからない。今度調べてやろう。
ワインリストもカリフォルニアとスペインを主体によく選んでいるようだ。たまたま飲んだ地元Napa Valleyの白が両方とも当たりだったので好みが合うのかもしれない。特にLaTourのシャルドネは「お、premier cruか?」という濃厚さで要チェックだ。
不満と言えば値段が高めなことで、アメリカの食事はけっこう高くつくものとはいえ、これだけでチップを入れると80ドルになるのはどうか。同じものをスペインなら普通に食べられるものを、おしゃれでヘルシーなものとしての付加価値をプラスしないと食べられないアメリカという土地が少し悲しい。とはいえ、これだけのものが食べられるだけでも喜ぶべきか。おいしさと健康も金次第、というのも良くも悪くもアメリカだ。






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