Bali:Warung Manado Minahasa (Denpasar)

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マドナ料理

評価:3/5点

デンパサールに行った時恒例のインドネシア各地の料理食べ歩き。コロナのパンデミック発生以降デンパサールが遠くなってしまった。今回は査証更新という絶対に外すことのできない用事のため出向いた。

我が家の調査係である夫が今回見つけてきたのは、マナド料理の店。「マナド」ってどこ?から始まる次第。マナドはスラウェシ島の北の方にあり、北スラウェシの州都で、スラウェシ島の第二の都市だそうだ。フィリピンに近いインドネシアだそうだ。

マナド料理はなによりも辛いことで有名らしい。辛くて美味しい、それがマナド料理。そして、キリスト教徒が多いので、豚料理もあるぐらいの知識で臨んだ。

戦前に日本人が漁法や鰹節作りを持ち込んだということで、鰹節の出汁を使った料理があり日本人好みになっている。日系の方もいるみたい。

大通りから分かりづらいところを曲がった路地にお店はあった。営業はしているみたいだ。中に入るとインドネシア恒例のガラスケースがあり、おかずが並んでいる。ただし、数が少なくてこれだけという気持ちにもなる。

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Warung Manado Minahasa

ケースに並んだ野菜と真っ赤なサンバルがてんこ盛りになった鰯以外にも豚があるというので、それぞれ一つづつ注文。

野菜はからし菜を茹でたもの、揚げ鰯にたっぷりのサンバル、豚料理はネギのようなものが薬味としてたくさん入っているので、中華料理っぽくも見える。スパイス的には、ミャンマー料理を思い起こさせる。そして、唐辛子の種の数が凄まじい。これは見るだけでも辛そう。

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マナドの豚料理

実際、汗が吹き出るぐらい辛い。でも、うまい!汗をふきふき食べていると、店のおばちゃんが扇風機をつけてくれる。

食べている途中に「お粥もあるよ。野菜がたっぷり入っているマナド粥」。それ、注文する前に教えてよ。目の前にあるものだけで、もうお腹いっぱい。

どうやらTinu'tuanと呼ばれるお粥で、かぼちゃ、芋、コーン、葉野菜などなどが入っている、そして、魚から作った辛いサンバルとともに食べるらしい。また、行かねば。デンパサールにはリピートしたい店が増殖しすぎている。困った。

マナド料理の紹介サイトを見ながら、行きたくなってしまっている。バリからの直行便で2時間20分かかるらしい。世界が少し落ち着いたら、ぜひとも訪れよう。

その前に、再訪してマナド粥を食べてみよう。

店のおばちゃんは、日本に3年ぐらい住んでいたことがあるし、長くHISで働いていたとかで、日本語ができる。そして、一番たくさん口にしただろう「ありがとうございました」の滑らかさは、素晴らしかった。

Warung Manado Minahasa の店情報
Gg. XI No.3, Panjer, Denpasar Selatan, Kota Denpasar, Bali 80255