評価：3/5点

マナド料理は一年半ぶり2度目だ。

まだ、マナド料理超初心者なので、マナド料理のポイントを復習：辛くて美味しい。鰹出汁を使用したりする。キリスト教徒が多いので豚を食べる。

初回は、Warung Manado Minahasaだった。その以来、野菜たっぷりのマナド粥 Tinutuan のことが気になっていた。

店に入って聞いてみると、お粥もできるとのことだったので、お魚に野菜を付け合わせた定食的なものとお粥を一つづつ頼んだ。

マナド粥は噂通り、野菜がたっぷり。スイートコーンとカボチャっぽいもの、そして空芯菜の仲間のような葉が入っていた。ついてきたサンバルは、トマトと赤唐辛子のサンバルで、これに魚が混ざっているとマナドでお粥と一緒に出てくるというサンバルロアにだけど、魚の風味はまったくなかった。でも、トマトの酸味がなかなか良い仕事をしてくれて気に入った。

帰宅後、マナド粥のことをネットで調べると、バジルを最後に載せるのが一般的なようだ。残念ながら今回はなかった。マナドにしかないgediの葉っぱを入れると書いてあるので調べたら、その植物「Abelmoschus manihot (Daun gedi)」は、どう見てもオクラ。オクラの仲間？オクラにも品種がいろいろあるし、マナド特有ののオクラなのかもしれない。

gediの葉以外にも、青物としてキャッサバ、空芯菜、バヤムなども使われるそうだ。ただし、コーンやカボチャ、芋などは米と一緒に煮るけれど、青い葉の類は、出来上がり寸前に入れるのだとか（調味料として使う、青ネギ、レモングラス、ターメリックの葉、こぶみかんの葉、パンダンの葉は先に入れる）。

ショーケースに並んでいるすでに出来上がったものから選んだ魚と野菜は、どれも安心の定番料理といった感じで美味しい。

今回の店も前回の店同様美味しかったし、どちらのマナド料理屋もまた「行ってもいいな」という評価の3星だけど、どちらかと言うと、最初に行った Minahasaが好きかもしれない。それとも、最初で感動が大きかったのかも。しかし、Depot Manado の方は、cucur などの私の大好きなインドネシアスイーツもあるようで、気になっている。今回、いつでもあるのかどうかちゃんと聞いてくればよかったと後悔している。もっと大阪のオバチャン的にぐいぐいと生きていくには修行が足りないようだ。

デンパサールのマナド料理屋にあるかどうかはわからないが、マナドではパパイヤの花やバナナの花を炒めて食べるそうで、そちらも気になる。次回はあるかどうか聞いてみよう。ショーケースに置いてあるのは既に出来上がったものだけで、注文すればいろいろと奥で作ってくれそうな世界だと悟った。

店の情報 Depot Manadonの店情報 Jalan raya sesetan 31 Sumerta kelod, Sesetan, Denpasar Selatan, Kota Denpasar, Bali 80226