キッチン便り:ハンドブレンダー

10年近く愛用していたブラウンのマルチクイックが少し前から悲痛な音を立てるようになってきた。ほぼ毎日、多い時は日に何度も使うキッチンの必須アイテムである。急に動かなくなったら困るので、壊れる前にブラックフライデーに購入することにした。

木, 2013-12-05 12:32 - ハンドブレンダーBraun マルチクイックプロフェッショナル

しかし、調べてみたらブラウンの製品はアメリカでは一般的には販売されておらず、輸入品だと結構なお値段になる。春にフープロの上の部分が溶けるように壊れてしまった時は、その部品だけ簡単に調達できたのに本体がないとは。次の一時帰国まではとてももちこたえそうにない。

我が家の生え抜き調査員 kame の調査によると、Breville 製のものが評判がよいらしい。ネットで眺めたところなかなか良さそうだし、クラシュアイスを作ることができるパワーと、70ドルという価格に惹かれて早速ポチってもらった。取扱説明書が(スペイン語がなく)英語とフランス語だということと社名から、カナダのフランス語圏の会社かと思っていたら Breville は創業者の二人の名前を掛けあわせた名だった。元々はオーストラリアで創業されたキッチン機器の会社で、ホットサンド機で有名らしい。

木, 2013-12-05 12:30 - the Control Grip BSB51-XL
ハンドブレンダーBreville

購入したのは Breville の Control Grip BSB510XL というもので、今まで使っていたブラウンのマルチクイックとほぼ同じ感じである。質実剛健なデザインがよいではないか。

早速使ってみたところ、今までブラウンのブレンダーが一生懸命やっていた仕事を余裕でこなしてくれる。パワーの違いが歴然だ。ブラウンと同様パワー調整は細かくできるのでやさしくゆっくりも回ってくれる。

パワーは、Breville が700w、ブラウンが400wでその差は歴然だ。芋ようかんのようなパワーが要るものもなんなく回ってくれたし、泡立て器も卵白をきめ細かに泡立てることができ満足だ。

ちなみに、ハンドブレンダーとの最初の出会いはスイスで購入したバーミックスだった。なんと便利なツールだろうと愛用していたが、あまりにも酷使するので5年ほどで壊れてしまった。バーミックスのパワーは 250wと弱い。lulun にはオシャレで華奢なものよりも、たくましいツールが似合いなのだろう。

バーミックス、ブラウンのマルチクイック、Breville のControl Grip と買いかえるたびにさらに良いものに出会うことができて幸せだな。10年もたなくていいから、使い倒すぞ!