ロッキーの山に行くたびに高山病で苦しんでいる lulun。kame も平均よりは高山病になりやすいようだが、lulun よりは軽症で済んでいる。そんな二人なので、一旦はマチュピチュに行くのはやめたほうがいいのではという話も出たほど。それでも、やはり一度は行ってみたい。死ぬまでに自分の目で見て足で歩いてみたいという気持が勝る。
しかし、海抜0mのリマからひとっ飛びで突然標高3300mのクスコに泊まると冗談も誇張も抜きで自分たちに死の危険が迫るのは容易に想像できる。低地から2600〜2900mのところへ行って宿泊するたびに高山病になっている経験から判断して、2800m のオリャンタイタンボ(Ollantaytambo)なら高山病になってもなんとかやり過ごせるのではと考えた。クスコに飛んで、そのまま通り抜けて谷を少し降りてオリャンタイタンボにまず2泊することにした。そして、アグアス・カリエンテスで一泊してマチュピチュを訪れて高度に身体を慣らしてから、クスコに移動する日程を kame が提案してくれたのだ。