評価:3/5点
リマ在住の友人夫妻に教えてもらった店、La PicanteriaはMercado de Surquillo No.1市場近くの何の変哲もない問屋街(?)にひっそりと佇んでいた。知らなければ気付かずに素通りするのはほぼ間違いない。
La Picanteria
La Picanteria
ちょうどお昼の部が開店したばかりらしく店内はガラガラ。でも次々と客が入ってきて変える頃には待っている人たちがいっぱい。人気があるのは間違いない。
テーブルには揚げバナナとトウモロコシのローストがおつまみとして配備されている。お腹が空いているのでついつい手が出てしまう。
La Picanteria
揚げバナナ&とうもろこしのロースト
今までクスケーニャばかり飲んできたがリマの着たのでついにタップのクリスタルに遭遇。薄くて香りも少なくややがっかり。これならクスケーニャのタップにするんだった。
La Picanteria
Crystalのタップ
メニューというものはなく黒板に今日の料理や入荷した魚の種類が書き出してある。英語が全く通じないのはそれだけローカルな店ということだがクスコとの落差に少々戸惑う。なんとかセビーチェとParrila de Achurosを注文。Parrilaというのは確かブイヤベースみたいなスープで、Achurosというのは魚の種類なのではないか、というのがlulunの推測だった。
La Picanteria
セビーチェ
ペルーに来て8日目にしてようやく念願のセビーチェ。魚はちょっとピンクがかった白身という感じで、期待通りに鮮度は良いしシンプルで素材の良さを活かした味わい。確かにレベルの高さはうかがえる。お供のカモーテがねっとり甘くてまたうまい。
薬味に唐辛子が出てくるのだがこいつが猛烈に辛い。魚をちょっとこすりつけるだけで唇がヒリヒリする。こいつは通常兵器に分類されそうだ。
La Picanteria
Parrilla de Achuros 内臓のグリル
lulunがブイヤベースだと思っていたのは出てきたら果たして肉のグリルだった。「は?」となりつつも冷静を装い、よく見ると内蔵でセンマイ、ハラミ、胸腺、あたりだろうか。今になって思うとlulunが思い描いていたのはParihuelaでLa Picanteriaでの目撃情報もあるから惜しくも外したようだ。まあこういうこともあるさ。
そのホルモンも魚と同様に鮮度が良いようで胸腺にわずかに臭みが感じられた以外はけっこういける。特にハラミはうまい。
レベルは高そうだし市場の近くだけあって魚の鮮度は良い。ただちょっとお値段が高めなのとメニューがわかりにくいのでスペイン語ができないと存分に楽しめないのがやや難点。