lulunとkameのblog
The End of Americaを見るのはThe Iridium以来なのでほぼ半年ぶりだ。前回は4曲しか聴けなかったのでやや不満だったが、今回はヘッドライナー。
会場の家
その間もどうやらYonkersあたりで演っていたようなのだけど、会場が普通のコンドらしくてちょっと避けていたのだ。知らない人の家にピンポンして入れてもらい、社交辞令を言ったりしなきゃならないのは気が重い。
The End of Americaは最近のkameのお気に入りだ。2月にJalopy Theaterで観たがなんとIridiumに出るという。調べたら新人発掘ナイトみたいな企画で3グループが出演するようだ。ヘッドライナーではないとは思ったが。
Iridium
観たいのはもちろんThe End of Americaだが、ついでに他の2グループもちらっと調べたら一方のCall Securityがかなり良さそう。もう一方の若い二人組も謎めいている。とにかく行くことにした。
今回のRubin Museumの完全アンプラグド・ライブは本命Anthony D'Amatoだ。Ari Hestの時の反省に基づいてさっさと夕食を済ませ、7時半すぎに会場に到着。開場は7:45なのだ。
Anthony D'Amato at the Rubin Musem
建物の前まで行くとなぜか大勢の人がたむろしている。そんなに混んでるのか、と身構えたがどうやら新しい展示のオープニングがあるらしい。階段近くに行列ができているが下のホールに向かう階段は塞がっていない。
ソロのDavid Crosbyを観たのはもう二年も前だ。その後アルバムを二枚レコーディングしてツアーもしてるのだが、ちょうどNYにいない時期に重なってしまい生のクロスビーは観ていない。Snarky PuppyのMichael Leagueを従えたあのバンドは観たかった。
David Crosby at Bergen PAC
アコースティックなLighthouseとは違い、まだリリースされていないSky Trailsはリズム隊付きのフルバンドで中核はCPR(Crosby、Pevar & Raymond)。ドラムズはおなじみのStevie D、ベースに Mai Agan、それにLighthouseバンドにもいたMichelle Willis。
Jonathan Coultonの存在を知ったのは確かスザンヌ・ヴェガがArtificial HeartのNow I am an Arsonistを歌ったという話だったからだと思う。その後Artificial Heart、Best. Concert. Ever. と聴いて印象的なメロディーとユーモラスな歌詞に魅せられたのだった。
The Town Hall
ブルックリンに住んでいるというJonathan Coultonなのだが、なぜかあまりライブをやらないようでなかなか観に行く機会がなかった。ライブがあってもそのへんの倉庫みたいなところで立ち見だと楽しめないので見送っていたということもある。
チベット仏教のアートを専門にしているRubin MuseumというものがあるのはChelseaに住んでいたことに知った。そんなものがあるとはさすがNYC、と思ったが見に行くほどでもないのでそれっきりだったが、しばらく前にそこでLoudon Wainright IIIが演奏するという話が聞こえてきたのだ。
Rubin Museum
なんでも時々マイク・アンプ一切なしの完全アンプラグドのライブをやるらしい。ラウドンは大昔にリチャード・トンプソンと組んだ渋谷ライブインでの伝説のギグを観たが、わざわざ行くほどのファンではない。だがそこにAnthony D'Amatoが出るという。
Rickie Lee JonesのギグがTown Hallであるらしい。だがMadeleine Peyrouxという知らない人とセットだ。リッキーはCity Wineryで二度観ているのでどうするかな、と思ったが冬場はイベントも少ないしまあ行ってみようということになった。
Town Hall
少し逡巡したのでチケットを取ろうと思った頃にはだいぶ売れている。Town Hallは二階席が前に張り出しているのでLogeを狙ったら壁を挟んだ両側のボックスに一席ずつ空きがあるのでゲット。
The End of Americaを知ったのはCity Wineryの駐車場でやる夏の火曜日ライブだったから、もう4年近く前のことだ。その時はEilen Jewellの前座だったのでkameは間に合わなかったのだが、lulunによるとけっこう良かったらしい。
Jalopy Theater
それ以来気にはしていたのだが、フィラデルフィアが本拠地なのでなかなか近くに来てくれない。何度かニアミスもあったりしたが、ついにブルックリンにあるJalopy Theaterというところに出るということがわかった。今回はSpuyten Duyvilというバンドの前座だ。
ブロードウェイにミュージカルを観に行くのはずいぶん久しぶりだ。来客時にお付き合いでPhantom of the Operaに行ったのを別とすれば、最後に観たのはChicagoだったっけか。
In Transit @ Circle in the Square Theater
今回のショーはIn Transitで、ミュージカルだけど全曲アカペラ、舞台は地下鉄と少しひねっているところがちょっと気になった。冬場でお出かけが忙しくないうちに行ってやろうと思っていたら、ちょうど二人で料金一人分というキャンペーンをやっていたのでチケットを取った。
まだElvis Costelloの余韻が残る水曜日、いつも通りソファに寝そべってiPadで読み物をしていたらBandsintownアプリからの通知が画面に浮かんだ。リチャード・トンプソンのリクエストショーがあるというではないか。
Richard Thompson all requests show at City Winery
慌てて詳細を確認すると11月16日と18日の二日間、場所は前回と同じCity Winery。一週間前になって突然告知してくるとはどういう事情があったのだろう。急いでチケットを探すと水曜日ならステージに近い席が取れる。