そもそもの発端はリック・ニールセンがコレクションの一部をReverb.comに売りに出した、という情報だった。もう歳だしクラプトンみたいに思い切って処分するのか、と見に行ってみると数は少ないしわりとどうでも良さそうな機材しか出てない。なーんだ、けっこう出し惜しみしてるじゃないか、と少し安心した。

ギター全体図

ポール・ロジャースは4月にBergen PACに観に行ったばかりだが、なんと最新作The Royal Sessionsの一回限りのギグがTown Hallであるではないか。当然速攻でチケットをゲット。

Paul Rodgers

The Royal Sessionsはポールが若かりし頃に聴きこんだソウルやR&Bの名曲をカバーしたアルバムで、当時からあったスタジオで当時のスタジオミュージシャンたちとせーの、で録ったという作品だ。最初に聴いた時のlulunの反応は「?」だったのだが、聞いているうちに好きになったようだ。

前回のBergen PACからわずか半年、今度はチープ・トリックがMontclairのWellmont Theaterにやって来る。バディ・ガイとジョニー・ラングを観たあの会場だ。

Cheap Trick at Wellmont Theater, Montclair, NJ

当日は土曜日なので昼寝をして夕方に出発。朝から降っていた雪がさらに強くなったので交通機関の乱れをちょっと心配したが幸いNJ Transitの電車は定刻通り運行している。なぜか若者で混み合う電車に乗ってBay Street駅へ。

今年はRon Sexsmith、Suzanne Vega、Eilen JewellとCity Wineryの当たり年だ。そこに追い打ちをかけるようにGraham Nashがソロで出演するという知らせが舞い込んだ。

Graham Nash at City Winery

日本でソロ一回、CS&N一回、アメリカに来てからCS&N二回、Crosby & Nash一回と通算5回観ているが、こじんまりとした会場でJames RaymondとShane Fontayneを従えて演奏するナッシュというのは魅力的ではないか。当然迷わずいつもの席をゲット。9月25日、3夜連続の中日だ。