年に数えるほどしかライブをしないポール・ロジャースだが、去年は2回も観る幸運に恵まれた。今年はAtlantic Cityにやってくるという。夏の終わりの3連休の初日に当たるので早速チケットを取って宿を予約したが半年も先なので楽勝だった。あとは待つのみ。

Paul Rodgers, Rick Fedyk, Howard Leese

会場はThe Tropicana、つまりチープ・トリックを初めて観たところだ。良い会場だったのでこれは嬉しい。実は正確な場所を確認していなかった宿がすぐ隣だったのもラッキー。

Foo Fightersを観たのはもう3年も前のことだ。いや、正確には遠くからスクリーンに映される姿とドラムスティックの先が辛うじて見えたぐらいなのであまり観たという実感はない。そのFoo FightersがSonic Highwaysを出して久しぶりのツアーに出るという。

Foo Fighters at CitiField

日頃kameとlulunが観に行くような人たちとはケタ違いのビッグネームという実感もこれまたないのだが、ツアーの日程を見ると全部スタジアムなのでそういうことなのだろう。NYはCiti Fieldでやるのだが、チケットの発売日にうっかりして気がついたら遠くの席しか手には入らない。フィールドでの立ち見は背の低いアジア人には無理だということはもうわかっているし、真夏なので体力的にもきつい。あのWembleyのDVDのような事態だったら生きて帰ることもできるかどうか。

今の夏は夜の音楽イベントが豊作で忙しい。近所のAstoria Parkでも木曜日の晩にライブがあるということを知ってスケジュールを見たら、Cab Calloway Orchestraというのが目についた。キャブ・キャロウェイはとっくに死んでいるが残党が活動を続けているのだろうか。フロントマン亡き後のビッグバンドってどうやって成り立たせているのだろう、という素朴な疑問を抱いた。

Cab Calloway Orchestra

アメリカに来てからCS&Nは2回（Atlantic CityとBeacon Theater）、C&N1回、Graham Nash1回と観ているし、そういえばニール・ヤングも一度観たのだった。だがDavid Crosbyのソロはまだだ。

David Crosby at Town Hall

実は少し前にCity Wineryに3夜連続でクロスビーが出ていたことがあったのだが、チケットが取れずに断念したのだった。確かにCS&NでもC&Nでもクロスビーの曲、特にAlmost Cut My HairとかLong Time Goneは大受けでその人気はちょっと意外なほど。きっとヒッピー世代のテーマソングなんだろうな。