音楽

Chicago Blues Festival 2010

総じてアメリカの都市には興味がないのだが、シカゴには一度行ってみようということになった。市内を走る「エル」は見てみたかったし、映画のブルース・ブラザーズは好きだし、もちろんシカゴブルースの街でもある。

Chicago Blues Festival: ブルースフェス会場 ブルースフェス会場

そういえばシカゴといえばブルースフェスがあるではないか、と調べてみたら時期は6月。生きている間に一度ブルースフェスに行くのもいいだろう、と考え、街自体はたいして見るものはないので、二泊三日でさくっと行ってこようかということになった。当然といえば当然だが、フェス期間中はフライトが取りにくいしホテルは高い。やむなく日程を早めにずらして最終日を待たずして帰ってくることにした。ワールドカップも始まるからまあいいか。

そんなことでやってきましたシカゴブルースフェス。初日は金曜日の午後から。Grant Parkというところでやることは知っていたが、正確な位置がわからないので適当に歩いて行ってみた。会場のエリアにたどり着くとようやく会場の案内図が。市は財政難で大変らしいが、こんなのはせめてPDFでネットに置いておいてほしいぞ。

United Palace TheaterのMark Knopflerコンサート

kameは高校生の頃からマーク・ノップラーが大好きだ。ダイアー・ストレイツのAlchemyのツアーの時は東京で2回観たし、最新作のGet Luckyは発売当日にAmazonからダウンロードした。

Mark KnopflerのチケットMark Knopflerのチケット

ミュージカル:オペラ座の怪人

日本からのお客様たちの NY観光のフィナーレはミュージカル。彼らにとって、昼間のタイムズスクエアは、車の中から何度か見ていたけれど、夜に行くのは今日が初めて。夜のタイムズスクエアは衝撃だったようだ。なんでも、あの辺りのビルは電飾広告を掲げなければいけないという決まりがあるとか。

オペラ座の怪人 オペラ座の怪人

見たのは「オペラ座の怪人」。舞台装置や衣装はすごいし、出ている人数も多い実に大掛かりなミュージカル。Avenue Q とはえらい違いだ。

マーク・コーン&スザンヌ・ヴェガコンサート

夏ごろにNY周辺のコンサート情報をチェックしていて目に留まったMarc Cohn & Suzanne Vegaの日がついにやってきた。チケットを買う時点では半年も先なので、果たしてその頃にNYにいるかどうかも怪しかったが、そんなことを言っていたら何もできないのでえいやっとチケットを買ったのだった。Richard Thompsonの時と同様、その後郵送されてきたチケットが宛先人不明で届かなかったという事故があったり、直前まで日本に行っていたりしたが無事帰ってくることがきて当日を迎えることができた。

Marc Cohn & Suzanne VegaのチケットMarc Cohn & Suzanne Vegaのチケット

今回の会場はニュージャージー州のEnglewoodという町。半年前と比べると、近くを自転車で通っているのでいくらか土地勘が働く。改めて行き方を調べると、George Washington Bridgeのバスターミナルからバスが出ているが、Port Authorityからもバスで40分ほどらしい。当日は6時にlulunと落ち合って夕方のラッシュの中をPort Authorityへ。

Princeton: Richard Thompsonコンサート

リチャード・トンプソンはkameにとって特別な存在だ。iTunesライブラリには500曲近く入っているし、last.fmのチャートでも一位のトム・ウェイツに追いつきそうな勢いだ。シンガーとしてはどちらかといえば恵まれていない人だが、ギタリストとソングライターとしてはすばらしい。

McCarter theatre前の看板McCarter theatre前の看板

そんなリチャードおじさんを最初に観たのは渋谷のライブ・イン、Loudon Wainright IIIと組んでのツアーだった。ラウドンのステージ中にこっそり舞台裏から出てきてラウドンの写真を撮ったり、アンコールを10回ほどやってから「ヘリが待ってて渋滞になっちゃってるから」とTear Stained Letterで締めくくった今や伝説のライブだ。本人も楽しかったのか翌年早速バンドを連れて来たのだが、その時は会場が大きいし、本人の体調も今ひとつだったようでライブ・インほどの感動はなかった。

Prospect ParkのBonnie Raitt & Taj Mahalコンサート

一連の夏のProspect Parkのコンサートのことを知った時、タジ・マハールが来るというのでちょっと心が動いた。それ以来気になってはいたが、Buckwheat Zydecoの時に会場でチケットが買えるというアナウンスがあって我慢しきれず買ってしまったのだ。

Bonnie Raitt & Taj MahalコンサートBonnie Raitt & Taj Mahalコンサートのチケット

基本がフリーだからたまに有料のイベントがあると財布の紐が固くなるが、よく考えたら一人40ドルだから決して高くはない。今時日本では外タレのライブはいくらかかるのだろうか。第一神戸なんかに住んでいたらタジ・マハールを観る機会はほぼ確実に来ない。

Prospect ParkのBuckwheat Zydecoコンサート

二週連続で金曜日のProspect Parkのフリーコンサートへ。今回は前座から観ようと思っていたのだが、ゆっくり晩ご飯を食べたせいで会場に着いた時には前座のHolmes Brothersは最後の曲を演奏中だった。盛り上がる客の間を席を探しているうちに中休みに。

F50DSCF3764.JPG賑わう客席

Prospect ParkのRobert Crayコンサート

ひょんなことからProspect Parkでは夏の間フリーコンサートがある、ということを知った。なるほど、ジュネーブでもやってるやつね、と思いきや、調べてみたらジャクソン・ブラウン、デイビット・バーン、ボニー・レイット、タジ・マハール、ジョン・スコフィールドといったそうそうたるラインアップ。さすがニューヨーク。


Prospect Parkのステージ
Prospect Parkのステージ

Categories: 

Audioengine A2

以前からAudioengineの評判がすこぶる良いので気になっていた。外観は普通の箱形の2ウェイでサブウーファーもないのだが、とにかく音が良いらしい。故障したMac miniを持ち込んだTekserveでたまたま175ドルで売っているのを見て、買うとしたらここだな、と思ったが、当時は引越前だし日本から送った荷物が届く前だったのでスピーカーを買い足す必要はなかったのだ。

Audioengine A2Audioengine A2

ページ