特集ページ:北海道 2007/07

北海道:16日目

7月15日(日)フェリー 舞鶴 - 神戸

酔い止めが効いたのか実に良く寝て8時に起床。海は台風が近いとは思えないほど静かだ。パンと缶コーヒーの朝食後はお風呂でゆっくりする。

行きの失敗を繰り返さないため、きっちり12時には食堂でカルビ丼とカレーの昼食。食べ終わって外のデッキに出てみると、まだ東北あたりなのに空気が暖かく湿っている。あーあ、ついに梅雨に帰るのか、と早くもちょっとうんざり。

食後に前日に買ったサクランボを食べ、また酔い止めを飲んで昼寝。軽く夕食を食べたら間もなく舞鶴に到着。新大阪行きのバスには乗客がちらほら。途中一回のトイレ休憩以外は黙々と夜道を走る。バスの中でもまた居眠り。

新大阪では大汗をかきながら自転車と荷物をホームに引っ張り上げ、おそらく最終に近い新快速で三ノ宮へ。てきぱきと自転車を組み立て酔客を避けながら自宅へ走る。これだけ長時間乗り物に揺られたのに体がふわふわする感じがない。酔い止めで三半規管が機能していないのだろうが、これは不思議な感覚だ。

部屋にこもる空気を入れ替えて就寝。

北海道:15日目

7月14日(土)小樽

7時に起きてオンディーヌで買ったちょっと甘いクロワッサンと夕張メロンを食べ、台風の進路に神経を配りながら荷造りをする。電話で訊いてみるとよほど問い合わせが多いのか、ねーちゃんがぶっきらぼうに予定通りに運行するという。欠航時の代替輸送手段をあれこれ考えていたのに、ちょっと拍子抜けだ。揺れる不安はあるがとりあえず帰れそうなので一安心。

重い荷物はフロントから送り、両手で持てるぐらいの荷物をホテルに預けて散歩に出かける。今日は山側を攻めるので急坂を登り、小樽駅裏の住宅地をぶらぶら。よくこんなところに住んでるな、というようなところに家が建ち並んでいる。雪が積もったらどうするのだろう。

小樽バイン

評価:3/5点3 stars

たまたま感じの良い古い建物の前を通ったら、そこは小樽バインというレストランだった。北海道産のワインやチーズを揃えたショップも併設されている。北海道ワインの実力は気になっていたので、最終日の第一夕食に訪れた。

小樽:山中牧場

評価:2/5点2 stars

ナントカ牧場の牛乳やソフトクリームは今や掃いて捨てるほどあるが、赤井川の山中牧場はその先駆け的存在らしい。今や知名度抜群だ。

山中牧場の牛乳山中牧場の牛乳

小樽:みよ福

評価:5/5点5 stars

小樽に来た以上寿司は外せない。しかし、本当に良い寿司屋にはなかなか巡り会えないものなので、厳選の上事前調査で評価の高かったみよ福に白羽の矢を立てた。

みよ福みよ福

小樽:北菓楼のシュークリーム

評価:2/5点2 stars

小樽を歩いていると北菓楼のオレンジ色の紙袋を手にしている人がやたらと目立つ。lulunでさえ北菓楼が何者なのかは知らなかったのだが、紙袋を見ているうちにいつの間にか気になる存在になっていた。宣伝効果抜群だ。

北海道のメロン

北海道のメロンといえば夕張メロンが有名だが、メロン大好きのkameが今回狙っていたのは雷電メロンだ。後志を走る以上、雷電メロンの本拠地に乗り込まないわけにはいかない。

JA共和の雷電メロン直売所JA共和の雷電メロン直売所

当然北海道にいる間はメロン三昧をしてやろうと思っていたのだが、意外と食べごろのメロンに出会えなかった。ニセコビュープラザなどの観光客相手の店では、3日から1週間ほど先に食べごろになるものしか置いていないのだ。

北海道:14日目

7月13日(金)小樽

朝6時に起床、コーヒーと手持ちのパンで朝食。まだキャンプ生活モードだ。そうこうしているうちに曇り空から霧雨が降り出した。

小樽:鱗友市場鱗友市場

とりあえず天気が悪いので鱗友市場へ向う。規模は小さいが新鮮な魚介類が多く値段も安い。旬の毛ガニやウニがうまそうだ。特にキズものなど、内容はほぼ同じなのに商品価値の下がるものがお買い得。思わず興奮しながら一回りする。ここに住んでいたら色々買って食べられるのになぁ、といつものことだが残念。買ってクール便で送ることも考えたが断念する。

小樽:若鶏時代 なると

評価:5/5点5 stars

小樽で魚ではなくて鶏というのもどうかという議論もあるが、この若鶏時代 なるとだけは事前予習でリストアップされていた。普通のものが食べたくなる時期でもあったし、ビールが美味しく飲めそうだとういのも魅力だった。

小樽:オンディーヌの大地のタルト

評価:3/5点3 stars

オーセントホテル小樽内にある普通のパン屋だが、ここに目を付けたのは共和町のクレイルというチーズ屋の製品を使ったタルトがあるからだ。

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