評価:3/5点
オーセントホテル小樽内にある普通のパン屋だが、ここに目を付けたのは共和町のクレイルというチーズ屋の製品を使ったタルトがあるからだ。
クレイルは実はノーマークだったのだが、新日本海フェリーの船内誌で紹介されていたので一気に期待が高まったのだった。特に「おい古味」というサンポーラン系のチーズが気になる。このチーズを使った「大地のタルト」というものがあるというのだ。
店に入ってあたりを見渡すと、片隅の冷蔵ケースの中にそれらしいものが入っている。が、これがクレイルのおい古味を使った大地のタルトですよ、という主張が全くない。良く似た商品が二種類あるのでどちらがお目当ての品なのかわからない。ようやく裏の原材料表示におい古味の字が見えたので安心して購入。「ベイク」というやつがそれだ。ついでに「プレーン」も買ってみる。
大地のタルト、左がプレーン、右がベイク
唯一の手がかりの成分表示
外観は良く似ているのだが、味は全くの別物。そのへんは原材料を見れば納得できる。ベイクの方は甘さが少なく、生地もわりと塩味を感じるのでチーズケーキとキッシュの中間ぐらいの感じだ。チーズの味わいも濃厚。プレーンは普通のチーズケーキ。
食べてなるほどこういうものか、と納得したが、クレイルのチーズそのものを食べる機会がなかったのがますます残念。次回の課題としよう。