特集ページ:キューバ旅行

2008年12月10〜21日 キューバへの旅

12日目:ハバナからトロント経由で帰国

ついに旅の最後の日になってしまった。

今朝は宿の人も早く起きて食事の用意をしていた。時間の指定もできるんなんて、先に言ってくれたらよかったのに。ビジネスライクなのに、まだ経験不足なのか事前に必要な情報をきちんとくれていない。

残っていた往路の機内でもらったプレッツェルを食べて、8時半頃から散歩に出る。

日曜の朝は静かだ。昨夜は皆盛り上がっていたようだからね。

配給手帳とビニール袋を手にパン屋に並ぶ人々配給手帳とビニール袋を手にパン屋に並ぶ人々

11日目:コヒマールとハバナ

目が覚めると身体が重い。連日歩き回って、さすがに疲れが出ているようだ。

8時過ぎに起きだしたのに朝食の気配がないのでどうなるかと思ったが、8時半におばちゃんが出勤してきた。今朝は階段の途中の鉄の扉の鍵がかかっていた。やっぱり、早朝にこっそり抜け出せないようだ。

朝食は、昨日食べなかったせいか用意していなかったが、頼むと 15分後にと言われて準備してもらった。ジュースとフルーツ、パン、コーヒー、卵というのがスタンダードのようだ。

朝食後、宿の清算を済ませる(もう一泊するのだけど)。夕食と明日の朝食はパスすることにした。ここの朝食は9時ぐらいにならないと始まらない。遅すぎでしょう。リビングの冷蔵庫にビールや水が有料だが用意されていることを知る。チェックインの時に、食事のことなども含めてちゃんと教えてほしかった。

愚痴はこのくらいにして、今日も晴天。うれしい。

まずは両替。CADECA に日本円のレートが出ていないけど両替できるかどうか聞いてみたら、日本円は銀行でしかできないと教わる。とりあえずユーロを両替。

土曜日のため宿の向かいの工場のようなところは閉っていて静か。街は朝から人がたくさん繰り出して昨日までとは雰囲気が違う。

キューバのカクテル

日頃カクテルはほとんど飲まないのだが、キューバに行ったらラムベースのカクテルを飲まないわけにはいけない。モヒートとダイキリが代表格だが、それ以外にも色々あるということを知った。Breezes Jibacoaは飲み放題なので色々試すことができるのも楽しい。

モヒートとピニャコラーダモヒートとピニャコラーダ

キューバの町の食べ物

キューバは二重通貨体制をとっている。今回のブログでは「キューバペソ」と書いてある MN(モネーダナショナル)、lulun が勝手に「人民ペソ」と呼んでいる庶民のお金が一つ。もう一つが、CUC(コンペティブレ、兌換ペソ)で、外国人旅行者が普通使うことになるお金だ。現在 1CUC = 24 キューバペソ。

外国人用のレストランやカフェは CUC で支払うのだが、庶民の物価と比べるとものすごく高く、旅行者から金を巻き上げるシステムになっている。参考までに、CUC の店だとカクテルが 3 CUCぐらいする。

キューバペソで支払う普通のキューバ人が食べているものが食べてみたくなるのが人情。

キューバペソのお店特集:

Havana: Associatión Canaria de Cuba(在キューバカナリア諸島人協会)2階のレストラン

評価:3/5点3 stars

Hotel Parque Centralから夜景を楽しんだ後、近くにあるAssociatión Canaria de Cubaで最後の晩餐ということにした。在キューバカナリア協会、ということだが、果たして鳥のカナリアなのかカナリア諸島なのか。キューバ人は鳥を飼う趣味があるし(犬も好きだ)、同郷会みたいなものもあるだろうから一体どっちなのだろう、とBacardiビルの正面の入口まで行ってみると、土曜の夜だからか一階では大ダンスが行われている。実にみんな楽しそう。

Havana: Mesón de la Flota

評価:3/5点3 stars

お腹をすかせてCojimarから帰ったlulunとkameは、なぜか昼間しか食事を出さないタパス屋、Mesón de la Flotaを目指した。何度も前を通っていたバーがそれだったが、今回は大音量でフラメンコをやっている。

9日目:ハバナ

今朝の朝食はイタリア人の二人連れと一緒になった。我々よりはましな程度のスペイン語なので、彼らも英語ができるという謳い文句につられてしまったクチだろう。

食事が済んだら清算して(2泊と朝食2回と洗濯で75CUC)、今日からの宿 La Casona de Obrapía に引越。荷物だけ置いて出かけるつもりだったが、すぐに部屋を用意してくれて宿帳など宿泊の手続きを済ませてくれた。

Havana: Restaurant Santo Angel (Plaza Vieja)

評価:4/5点4 stars

お昼はツアーで普通のキューバ料理を食べることがわかっていたので、この日はちょっとひねったヌーベル・キューバンという感じの店を選んでおいた。それが以前カクテルを飲んだPlaza Viejaの西北角にあるRestaurant Santo Angel。

10日目:Viñales 日帰りツアー

早起きして、保険で持ってきた非常食を食べて Hotel Telegrafoへ。(宿はまだ寝静まっていた。これでは早朝に支払いをせずに逃げ出せるではないか。大丈夫なのか?)7時半に集合だったので10分前に行ったのに迎えがなかなか来ず、7時50分過ぎまで待たされた。貴重な睡眠時間と朝食の時間を返してほしい気分だ。

大型の観光バスはほぼ満員で、そのほとんどが英国人。キューバのリゾートホテルはカナダ人がいっぱいで、イギリス人はほとんどいなかった。反対にハバナの街など観光スポットはイギリス人がいっぱい。どうやら、イギリス人でリゾートに行きたい人は英語圏の国に行くらしい。だから、ハバナに来ているのはイギリス人はキューバを見たい人たちになるようだ。

ガイドはキューバ人のくせに声が小さいうえに(キューバ人の声量はすごいのだ。通りから2階の人と平気で話すことができる)、英語もたいしてできない。そして、ガイドとしての明るさもセンスもない。静かな点は良いけど、おもしろい情報をもらうことはできない。

Havana: La Julia

評価:3/5点3 stars

キューバはあらゆるものが国営だが、少数だが私営レストランも存在する。色々厳しい規制があって大変らしいが、一度はそういう小さなパラダールで食事をしてみたいと思っていた。

La JuliaLa Julia

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