評価:3/5点
お腹をすかせてCojimarから帰ったlulunとkameは、なぜか昼間しか食事を出さないタパス屋、Mesón de la Flotaを目指した。何度も前を通っていたバーがそれだったが、今回は大音量でフラメンコをやっている。
あまりにもうるさいので参ったな、と思ったが、お腹は空いているし補欠を用意していなかったので入ることに。ステージ前の席に案内されそうになったが辞退してなるべくスピーカーの横の方に座る。
最初は歌だけだったのだが、そのうちねえちゃん二人がダダダダダとフラメンコを踊りだす。それなりに見応えはあるがとにかくうるさい。元々声の通らない二人はオーダーするだけで大変。「タパス!?」と大声で怒鳴ると、メニューのいくつをか指さすのでつまりそれしかないということらしい。残念。あとは串焼きが看板料理らしくそいつを勧める。まあいいか、とBucaneroとラムを頼んで適当に注文。この店はスペインのワインがあるのだが、内容は期待できないのでパス。
BucaneroビールとHavana Club Reservaラム
lulunはラムが気になっているのでショットで飲んでみたいと思っていたらしい。Museo de Ronで飲んだやつは確か7年ものでほんのり甘いまろやかさがよろしかったが、これはそれほどでもない。やはり7年ものか。
ハムとチーズの盛り合わせ
タパスにしてはやけに量が多いのはキューバらしいところ。味は悪くはないが、やっぱりワインにすべきだったかな。
エビは大きいし量も多い。このへんはキューバの良いところでもある。これはうまいぞ。大量のニンニクとオリーブオイルがポイントか。
串焼きもシンプルだがまあまあ。予想の範囲内ではあるが、例によって堅実。もうちょっとスパイスとかレモンをうまく使えばいいのになあ、とどうしても思ってしまう。
タパスをつまみながら一杯、というつもりだったのが終わってみたら満腹。幸いフラメンコは3曲ほどで終わったので静かになった。ステージ脇ではベースのあんちゃんが一方のねえちゃんをしきりに口説いていた。