帰国の日に楽園洞の餅屋街で餅を買って帰るのが、我が家がソウルへ行ったときのお決まりとなっている。
今回は朝10時ぐらいにはホテルを出なければならないので、時間がないかなという気持ちもあった。餅好きの kame はどうするつもりなんだろうと思っていたら、朝食の後、明洞からどんどん北上しながら散歩を続けている。これは間違いなく楽園洞に向かっていると確信しながらも何も言わずついて歩いていた lulun であった。餅屋街にかなり近づいてからkame が「もしかして、あそこが近いんじゃないかな」と白々しく口にする。偶然じゃないよ、確信犯め。
朝早いので少し心配したが、どの店もそこそこ商品はある。まさか、昨日の売れ残りなんて置いていないよねという気持ちもわずかに持ちつつ、各店のラインナップをチェック。選択はすべて kame に任せる。今回は北東のエリアの中にある餅屋の中で、少し南側の小さな餅屋で3点を買うことになった。