評価:5/5点
水原の夜は予定通りカボジョンカルビ(가보정갈비)へ。今回は前回の店舗から通りを挟んだ反対側にあるより大きな建物の方に行ってみることにした。
こうして見るとなるほど有名店なのだなと納得。広いしまだ時間が早いので席は十分空いている。
テーブル席に案内され、韓牛センカルビ(한우생갈비)と韓牛ヤンニョンカルビ(한우양념갈비)を注文。ユッケなども気になるのだが満腹になりそうなのでひとまず様子見ということにした。飲み物はもちろん焼酎。
テーブルの席は以前感心した炭を斜め下にセットする形式ではなく、普通の円い網の下に炭を入れるタイプ。炭の下からガスで点火できる。一方、座敷の方は卓の下にスペースがないためか斜め下方式のようだ。
しばらくすると見覚えのあるおかずがたくさん運ばれてきてテーブルの上に並べられる。
ケジャンはうまいのだがkameはちょっと唇が腫れるアレルギー反応が出たのでほとんどを「カニの天敵」lulunに食べてもらう。
カボチャのジョンがちょっと甘くてもちもちしておいしい。サラダには生のカボチャをスライスしたもの(?)が入っていてちょっと面白い歯触り。
クラゲの酢の物、辛くない白菜キムチ
青菜のキムチ、ワカメと牡蠣の和え物、正体不明のキムチ
生ワカメの季節だからか、ワカメと牡蠣の和え物がうまい。
まずはセンカルビ。アジュンマが肉をハサミで切って網の上に並べてくれる。焼けたところでちょっと塩を付けて食べるのだが、肉そのものの旨味が感じられる。これは食べ慣れている和牛とは別物だ。和牛がサシと柔らかさを追求してきたものであれば、韓牛は味わいを追求してきたもののようだ。いずれもおいしいのでそれぞれ良いのだが、韓牛の良さを認識できるようになったのは嬉しいことだ。
続いてヤンニョンカルビを焼く。前回見た手法とは異なり、焼けた肉は骨の上ではなくアルミホイルの上に置いていく。加熱され続けるので早めに食べなければならない。ヤンニョンカルビもセンカルビとはまた違った味わいで美味。どちらも甲乙つけがたい。
この後確かチゲとご飯が出たよな、と少し警戒しながら食べたのだが、出てきた食べ物は以上。それでもやはり満腹になったので、座敷で小さな娘を一人だけ連れて食べに来ているおじさんの食欲はすごい。
満足して店を出てバス停へと向った。この時はまだ夜の水原一周バスツアーに参加することになるとは知らなかったが。
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