評価：5/5点

今まで韓国で何度か焼き肉を食べたけど、本場のはずなのにどうしても海南亭の方がおいしい。それではというので韓国一カルビがおいしいという水原を襲撃することに。調べたところカボジョンカルビという店の評価が高いらしい。どこを見てもタクシーで行くことが前提の説明なので、今ひとつ正確な位置がわからない。そこはお散歩大好きの二人なので、断片的な情報をつなぎ合わせてだいたいの位置を特定して、八達門から市場をひやかしながらあえて歩き出す。

だいたい方角は合っているはずなのにどうも様子がおかしい。ついにわからなくなってlulunが金物屋のおじさんに道を訊く。言われた方角に向かってだいぶ歩いてなんとか目的のエリアにたどり着いたら、今度はあるはずの店が見つからない。またlulunが電気屋のあんちゃんに訊く、途中の角を入ったところだったので見落としていたらしくすぐ近くにあった。

カボジョンカルビ

もう2時を回ってとっくに昼は過ぎているのに（しかも平日）、けっこう食べている人がいる。空いているテーブルに座り、回りのテーブルを見るとどこも所狭しと皿が並んでいる。まあ予想通りの展開だ。なんとかカルビ２枚のセットと焼酎を注文すると炭が運ばれてきた。

ロースターの構造はこうなってる

こんな具合に肉の直下に来ないように炭を入れる。うーむ、さすが本場、これなら炭でも煙を出さずにおいしく焼けるはずだ。

カルビを置いたところ。

でも火力は十分で、カルビを置いたら一度に焼けてしまうのでどうするのかと思ったら、アジュンマが骨の上に積み重ねておいてくれる。なるほど、こうすると焼けすぎないし保温もできるわけか、とまたまた感心。

以下はカルビのお伴たち。

サンチュとともに見慣れない葉っぱもある。

テーブル左半分

テーブル右半分

ケジャン。とっても辛いけどとってもおいしい。やっぱりカニは生に限るかも ...

サツマイモのサラダ

白菜の水キムチ

サラダ

牡蠣とわかめの和え物

これもサラダ

エイヒレの和え物。これも美味。

チャプチェ

写真を撮るのを忘れたけど、これにテンジャンチゲとごはん、それにデザートに梨が付いて一人2000円ほど。また水原に行ったら是非食べたいけど、ちょっと時間がかかるのが難点か。もしソウルに同水準の店があったら多少高くてもそっちがいいか。でも内容的には大満足でようやく海南亭コンプレックスが解消された感じでちょっと安心。

今回の教訓：カボジョンカルビにはタクシーで行くべし。