北海道のメロン

北海道のメロンといえば夕張メロンが有名だが、メロン大好きのkameが今回狙っていたのは雷電メロンだ。後志を走る以上、雷電メロンの本拠地に乗り込まないわけにはいかない。

JA共和の雷電メロン直売所JA共和の雷電メロン直売所

当然北海道にいる間はメロン三昧をしてやろうと思っていたのだが、意外と食べごろのメロンに出会えなかった。ニセコビュープラザなどの観光客相手の店では、3日から1週間ほど先に食べごろになるものしか置いていないのだ。

そんな中、倶知安の普通のスーパーで食べごろの青肉の暑寒メロンを発見。暑寒メロンというブランドは始めて見たが、やはり雨竜あたりで作られているようだ。

Dscf4561-Small暑寒メロン

kameは実は本当は青肉メロンの方が好きだ。赤肉も良いのだが、やはりマスクメロンの流れを引くやつが味も香りも魅力的だ。その点この暑寒メロンはなかなか好ましい。熟れ具合もちょうど良い。気に入った。

続いて共和町発足(はったり)にあるJA共和の直売所へ。ここはまさに周辺の農家から雷電メロン集まってくる夢のようなところだ。農村で幹線道路からも外れているのでひっそりとしている。おばちゃんが一人店番をしていて、ここで売っているのはやはり食べごろまで3日ほどかかるという。確かに蔓の部分がまだ青い。仕方ないので2個だけ買って持って走ることにする。

JA共和の雷電メロン直売所で買った雷電メロン直売所で買った雷電メロン

翌日と翌々日に食べたが、やはり熟れ具合が今ひとつ。だがモノは確かにうまい。この頃にはメロンは食べごろに出会うことが何よりも大事だと痛感する。

JA共和の雷電メロン直売所で買った雷電メロン直売所で買った雷電メロン

余市から小樽へ向う国道5号線沿いには農産物を売っている出店がたくさん並んでいる。そんな一軒で食べごろのメロンはあるかと訊いたら、ここにあるものは全部食べごろだと言う。前日までは一個1000円超で売っていたものが650円に下がっている。理想的なタイミングだ。雷電メロン1個と、同じルピアレッドのアサヒメロンを購入。苫小牧あたりが産地らしい。

余市で買った雷電メロン余市で買った雷電メロン
余市で買ったアサヒメロン余市で買ったアサヒメロン

同じ品種だけあって味は良く似ている。強いていえば雷電の方が味も香りも上のような気がするが、これは個体差の問題かもしれない。今回食べた中では間違いなく一番うまい。

小樽で買った夕張メロン小樽で買った夕張メロン

小樽の街を歩いている途中も八百屋でメロンをチェックしていたのだが、熟れ熟れの夕張メロンを発見。最後の2個をまとめてなら1000円にするというので購入。この日は帰る前日で、しかも晩に食べるメロンは既に確保してあったのでlulunにあきれられたが、こうなったら行くところまで行くしかない。結局朝に一つ、帰りのフェリーで一つ食べることに。食べごろを過ぎかけているほど熟れているのがちょっと残念。

都合7個のメロン、しかもそのうち6個を5日で食べたことになる。もう少しバランス良く分配したかったが仕方ない。とりあえず堪能した。