広蔵市場:ピンデトック屋台

評価:4/5点4 stars

広蔵市場といえば韓服が有名だが、lulunとkameにはその中央にある屋台街の方が気になっていた。しかも写真でよく見かけるのが大きな天幕の下に屋台がずらーっと並んでいるという図だったので、ある種の憧れの地だったのだ。

Dscf0854-Small-4広蔵市場の屋台ストリート

広蔵市場は今回で2度目。前回は雪の降りしきる確か日曜日の午前中だったのでけっこう閑散としていたが、今回は平日のお昼時なので舞台設定は申し分ない。十字に広がっている屋台ストリートのちょうど交差点の所にピンデトック屋が2軒ある。

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前回同様、電動の臼が緑豆をひたすら挽いている傍らでアジュンマが次々とピンデトックを焼いている。試食用の小さな切れを食べてみるとうまい。どうせ食べるつもりだったので少しだけある席に座るが、持ち帰りする客の方がはるかに多い。

なにしろ一つのサイズが大きい上に分厚いので半分頼もうとしたら、注文は一つからだという。食べきれないと抵抗すると、余ったら持って帰ればよろしい、とのたまう。それじゃ次の食事が食べられない、と思うがアジュンマにしてみればまあそれはこっちの勝手な都合だ。

Dscf0856-Small-3ピンデトック

というわけでピンデトック一枚がどーんと目の前に置かれた。焼きたてなので表面がカリッとして中は熱々だ。大部分は豆だと思っていたが意外ともやしの含有量が多く、思ったほどの重みはない。それとも元々緑豆が軽めの食材なのだろうか?とはいえさすがに多いので二人でがんばってようやく食べ終えた。

ピンデトック自体おいしいし、ここの雰囲気も楽しいので一度は足を運んで損はない。あまりにも色々な屋台があるので目移りするが。

結局憧れていた天幕の下の屋台街はここだったのだろう。きれいなアーケードになってしまったのがちょっと残念。