楽園洞:ウゴジタン屋

評価:4/5点4 stars

おしゃれな仁寺洞のすぐ脇にこんな所があるとは。一般的には楽器屋街、kameとlulunには餅屋街がある所として認識されている楽園商街だが、圧倒的なディープさを誇るウゴジタン屋がここにある。赤本でも紹介されている通りだ。

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宿のすぐ近くなので地図を頼りに朝食を食べに行く。すぐにそれらしい店を発見し、近づいてみると店先にぼろ野菜の葉がうずたかく積まれているのでここだと確信する。

店の入口に大鍋の前に立つアジュンマがいて、ここでウゴジタンのどんぶりを受け取って中に入る。適当な席を見つけて座るとしばらくしてごはんとキムチのセットが運ばれてくるという仕組みらしい。ぐるりと店内を見渡すと客はほぼおっさんだけ、女性はlulun一人。予想通りだ。

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この雰囲気でしかもたったの1000ウォンという驚異の安さなので味の方は全く期待していなかった。ところがこれがうまい。ダシは内臓系のはずだが臭みがなくコクがある。見た目はそうでもないのだが実はけっこう辛いので汗が吹き出る。この辛さがまたいい感じなのだ。もちろん周辺のおっさんたちはカットゥギを入れたりして思い思いの味付けをしている。

これは思わぬ収穫だ。次回も宿は楽園洞にしなければ。