評価:3/5点
夕方、明洞から新世界の方へ出る途中にトラックで営業しているホットク屋を発見。見ると今川焼の機械に似たものを搭載している。見た目も大きくてまん丸く鉄板で焼くタイプとは明らかに違う。
その時は何か理由があって見送ったのだが、やはり気になるので翌日また様子を見に行った。午前中はトラックの姿が見えなかったが、昼になると現れ、ねーちゃんが開店の準備をしている様子。時間稼ぎを兼ねてさつまいもパンを食べに行った後(とはいっても5分もかからないのだが)、lulunが何時からなのかと訊くと、それじゃあといってすぐ一つ作ってくれることに。どうやら言葉が不自由らしい。
生地をこねて機械に入れるとすぐにホットクが出来上がる。どういう仕組みなのかわからないが生地が薄く伸びて中が空洞になる。
できたての熱々をかじると口の中に黒砂糖の甘味がやさしく広がる。油を使っていないこともあって仕上がりはさっくりとしている。餅米ホットクの対極にあるような存在だが、これはこれでなかなか良い。