評価:5/5点
だいぶ前からタコ飯を注目していた瑞穂だが、淡路渡航を前に訪れる機会がやってきた。ほぼ開店と同時に入ると、小ぎれいな座敷に通される。どうやら予約が結構入っているらしいので、早く着いたのは正解だった。目当てにしていた季節の釜飯膳3000円也は訊いてみると鶏だという。それではあんまりなので、鯛のアラ釜飯にしようか一通り悩んだ末にタコ釜飯膳を2人分注文する。
待つことしばし。他の客の多くは2000円の赤石を注文している。お値段も手頃だし、おかずも一通り付いてくるので確かに狙い目だ。ホールのおばちゃんのうち2人は今ひとつ慣れていないらしく、少し手間取っている。しばらくするとざるにきれいに盛り合わせたおかずが出てくる。
記憶が曖昧なので嘘が混入しているかもしれなあいが、左上から時計回りに小松菜の煮浸し、蓮根の煮物、タコの煮物、焼き魚や卵焼きなど。別の器には揚げ出し、刺身、天ぷら。板さんの腕は確かでどれもおいしい。プロの味だ。
いよいよタコ釜飯の登場。タコの味が滲み出ていてこれまたうまい。
デザートは梨と何かのシャーベットかムース(というかほとんど覚えていない)。
釜飯のおいしさもさることながら、全体の水準が非常に高い。次回は鯛の釜飯にすべきだろうか。あるいは夜に行ってじっくり楽しむのもいいかもしれない。今度西の方に行く時に検討しよう。