那覇:花笠食堂

評価:3/5点3 stars

歩でサーターアンダギーを買ってすぐに花笠食堂で早めの昼食。平和通りから路地を入った判りにくい場所だということだったが、けっこう目立つ看板があるので見落とすことはない。外観は全く普通の食堂だ。

Dscf1269-Small花笠食堂

店内はまだ空いているがおばあたちがせっせと働いている。定食はごはんと汁、それに小鉢が選べるようになっている。lulunは煮付けに黒米ご飯、中身汁、それにぜんざいのセット。

Dscf1519-Small煮付け定食

kameはナーベラーンブシー、玄米、イナムルチ、スヌイ。

Dscf1509-Smallナーベラー定食

煮付けの内容鶏肉ににんじん、じゃがいも、厚揚げ、大根、こんにゃく、昆布なのだが、驚いたことに全ての素材を一度揚げてから煮ている。ほかの店では見たことがないので花笠独自の手法なのか?

Dscf1515-Small煮付け

Dscf1517-Small黒米ご飯

中身汁はショウガが効いた良いだしが出ている。内臓系が苦手なkameには少し臭みが気になるが、lulunは平気とのこと。

Dscf1516-Small中身汁

けっこう嬉しいのがぜんざいで、小豆をベースに金時豆、押し麦などが入っていて素朴なおいしさがある。

Dscf1518-Smallぜんざい

ナーベラーンブシーは概ね予想通りの味。おいしい。

Dscf1510-Smallナーベラーンブシー

イナムルチは白みそ仕立てのまるで京風のみそ汁だが、これはうまい。甘味があって濃厚な白みそが沖縄風のだしによく合っている。

Dscf1511-Smallイナムルチ

店を出る頃には観光客や地元の客で席はほぼ埋まった。ちゃんとした食事を安く食べさせるという方針が徹底していて、有名店の仲間入りをしても観光客の媚びていないのが頼もしい。特にうまいというわけではないが、こういう店にはがんばってもらいたいものだ。