沖縄そば博物館

評価:4/5点4 stars

国際通りを歩いていて偶然そば博物館なるものの存在を知った。大久保の明石ラーメン波止場に何度か足を運んだことのあるlulunとkameは一瞬でその意義を理解した。こんな重大な新事実を知らずに那覇に来てしまったのは不覚だったが、気がつかずに帰らなくて良かった。場所も三越の隣と至便だ。開店が11:30とやや遅いのが玉にきず。

Dscf1279-Smallそば博物館

広い店内はフードコートになっているが、食券を買うとスタッフが席に案内してくれるというシステム。開店後間もなかったがそこそこ客は入っていて、食べている間にどんどん混んできた。スタッフは人数もけっこういてがんばっているが、それでも足りないぐらいなので夏場はけっこう混雑するのではないだろうか。

周囲の壁にはそばの歴史や作り方などのパネルが張ってあり、これがけっこう勉強になる。だいたいこういう読み物は熱心に読むlulunとkameだが、ここのはなかなか良くできていて新たな発見が多かった。ほぼ全部デジカメに納めた。

この施設はよほどのことがない限り成功するだろうが、その分各店舗が味を維持できるかが勝負の分かれ目だろう。色々な店のそばをよりどりみどりで選べるのは嬉しいが、店の雰囲気や手軽さが災いして例えば「首里そばに食べに行く」という意気込みという要素が欠落してしまうのはちょっと残念。妥協と言えば妥協だが、逆に純粋に味だけで勝負ということになるのでそのつもりで乗り込めば得るものは多い。