評価:4/5
サンフランシスコでシーフドを食べるなら生ガキと蟹でしょうと、Kame 探してくれた店 Swan Oyster Depot へ。店内はカウンターしかないし、みんなビールなど飲みながらくつろいでランチをしているので外で待つこと40分ほど。その間もお持ち帰りの人はどんどん注文してもって帰っていく。食べてから手みやげに持ち帰る人もいて大繁盛。
席が空くのを待っている間、入り口付近に並べてあるものや他の客が注文していくものをチェック。イカのマリネ風サラダなど美味しそうだったし。エビや蟹肉たっぷりのサラダもよく注文が入っていた。新鮮な鰯も並んでいて、おろしたものにタマネギの荒みじんをかけていいただいていたようです。しかし、今回は生ガキと蟹!
蟹一匹食べると他のものが入らなくなるので半量を注文。肉たたきのような金槌でたたいてあって食べやすい。アカザガニらしいが、身のジューシーで味が良い。何もつけずに楽しめるシンプルなおいしさ。
牡蠣の種類が4種類もあってどれがよいのか分からないから、盛り合わせでお願いする。奥の一番大きいのから時計回りに、Blue Point、Kumamoto、Miyagi、Drakes Bay、Miyagi。真ん中のソースに好みでホースラディシュを混ぜていただくスタイルのようだけど、ソースが濃すぎて牡蠣の味が味わえなくなるので、レモンでいただきました。 Kumamoto は肉厚で味だけでなく食感がよい。Blue Point も好きなタイプ。こんな風に食べ比べられるのも楽しいね。
この店で唯一暖かい食べ物がクラムチャウダー。他のお客さんが食べているのを見ていて美味しそうだなと特に気になった。最近はあまり食べないが昔 lulun の好物だったもののひとつ。お腹に少し余裕があったし、パン(酸味があるけど味は良い)が余っていたので、小さなカップのクラムチャウダーを注文。よい出汁が出ていたし、ジャガイモもおいしかった。
昼食後の予定もあるので、ワインは一人一杯ずつでとどめておいた。05年の Homing のソービニョンとムスカデ。
シンプルだけど満足。お店の人たちも感じが良いし、気持ちよく食事ができた。海辺の方の観光客が入るような店にしなくてよかった。