評価：2/5点

珍しく昼食をウィスラーの町中で食べる機会があった。候補に挙がったのがクレープ屋とこのSplitz Grillだが、ウィスラーで一番というバーガーに惹かれてこちらにした。人が少ないウィスラーというのもなんだか新鮮だ。みんな上の方に行って滑っているわけだから当たり前だが。

Splitz Grill

店内

店に入るとまずレジがあってここでオーダーを入れる。だいたいバーガー屋というのはオプションを細かく指定しなければならないものだということはわかってきたので、メニューを吟味した上で他の客の振る舞いを観察する。

レジ
オプションのメニュー

オーダーをした時には気がつかなかったが、黒板に指示が書いてあってどれも確かに的を得ている。It's not fast food it's good food fast! というスローガンが良い。

指示書き

トッピングや野菜をあれこれと指定しながらバーガーを作ってもらう。焼き加減は訊かれない。ソースが何種類もあり、野菜もレタス、トマト、タマネギ、ピクルス、きゅうりに加えてアルファルファがあるのが珍しい。

作っているところ

lulunはSplitz burger（つまり普通のバーガー）にディジョンマスタードにレリッシュ、ベーコン、野菜は全部ただしタマネギ抜き。kameはイタリアンソーセージバーガーにSplitzソース（マヨネーズベース）、スイスチーズ、野菜全部ただしタマネギ抜き。

Splitz burger

バーガーは肉の味が良い。この点は高く評価したい。が、それ以上にベーコンがうまい。野菜やソースとの相性は客のセンス次第だが、ここでディジョンマスタードを選んだのは正解。

イタリアンソーセージバーガー

イタリアンソーセージはニンニクと唐辛子がぴりりと効いてどちらかというとチョリソーという感じ。チーズはチェダーを選んだ方が良かったかも。Splitzソースは人気商品というだけあっていい感じだ。

ただ、やはりバンズがいけない。しっかり焼いてあるのだが水分を吸ってぐちゅぐちゅになってしまう。これをベーグルで挟んだらうまいだろうな、とどうしても考えてしまうのだ。

バーガー専門店ではあるがこれがウィスラーで一番というのはちょっと納得がいかない。サンドイッチ類はどれもおいしいのでパンそのものと挟みものは基本的においしいはずだ。ちょっと辛いが2点。