ウィスラー:8日目

ついに帰国の日である。朝が早い出発の日は緊張もあるので目覚ましが鳴る前の5時半過ぎに二人とも起きだす。顔を洗ったりして、最後のパッキングを lulun がしている間に、kame が朝ご飯を準備してくれる。残り物であるが上手に買った食材を使い切るものだと感心する。ベーグルはモルタデッラたっぷりバージョンとスモークサーモンとクリームチーズの2種、りんご、オレンジニュース、牛乳。このオレンジジュースは一週間で1リットルのパック3本とよく飲んだ。最後に残ったのは持ち帰るつもりで買ったパルメザンチーズとチェダーとオリーブオイル、最初から1個もいらないと思っていたニンニクだけ。みごとである。

Dscf2098-Small* 朝食

時間に余裕があるので、ゆっくりと最後の準備を整える。後は食器洗い機が働いてくれるだけ。

Dscf2102-Small 雪が少し舞っている7時の様子

Dscf2110-Small 空港とウィスラーを結ぶバス

我々のピックアップの時間が7時15分。時間の15分前には待っているようにとの指示だったので部屋を出て、kame が見つけてくれた地下駐車場を通り抜けるという一番雪道を歩かなくて済む経路で道まで出たのが7時ジャスト。駐車場の鍵をを戻して待っていても、なかなかお迎えが来ない。10分ぐらい待たされた。雪が降りしきる中じゃなくてよかった。7時過ぎだというのにスキーやスノボを持ってスキー場に向かう人の姿をかなり見かける。どうやら、早くから動くゴンドラもあり、上まで行ってから朝ご飯を食べて、誰も滑っていないところを滑るというのを楽しみにしている人もいるらしい。小さめの車が来て、最終的には大きなバスに乗り換えて、ヴァンクーバーに向かう。どんどん明るくなっていく。今日の方が滑るのに良さそうな天気なのがちょっと悔しい。バンクーバーまでの車窓は雲がかかっていたりで、来たときの方がよかった。滞在中は吹雪にも遭わなかったからマシンのディスクに用意していった映画を見ることもなく、しっかり遊ぶことができたので良しとしよう。

Dscf2106-Small 車窓より

国際線のターミナルのラウンジは混んでいるようで、狭く感じてしまう食べるものもあんまりないし寂しいね。座った席でも無線LANを使うことができたけど弱かった。でも、久々に通信ができた。そう言えば、ウィスラーの部屋での通信は結局初日だけしかできなかった(一週間で契約した通信料は払い戻してもらた)。

飛行機はがらがら。期待の点検などに時間がかかって出発が遅れる。機内食はひどいね。衣ばかりのエビ天丼もどきと冷凍食品のような鶏肉とパスタだった。アイスクリームと水のボトルのサービスはよいけど。

日本時間の1月21日夕方、定刻より一時間遅れで関空到着。入管はガラガラ、優先タグが着いているので荷物もすぐに出てくる(スキー板だけはちょっと遅れたけれど)。自宅まで乗り合いのMKタクシーを予約してあるが、到着が一時間以上遅れると待ってくれないことになっている。とにかくMKのカウンターまで急いで行って名前を告げる。リストを見て「この便で到着したのですか?」と驚かれる。それもそのはず、機体が着陸してからMKのカウンターに現れるまで15分ほどしかかかっていない。ちょうど出ようとしていた車に滑り込みで入れてもらって帰宅の途へ。ラッキーでした。