2007年7月3日(火)支笏湖
朝4時にはかなり明るくなっているので目が覚めてしまう。昨日着いたときはかなり波の音を立てていた支笏湖が静かになっている、代わりに雨の音が聞こえる。週間天気予報も連日お天気だと行っていたし、昨日はあんなにきれいな夕焼けを見たりしたのに。旅の疲れが出る前に雨に降られるとは予定していなかった。急ぐ旅でもないので、雨の日は休養日にすればいいと思っていたけど、まだ疲れが出る前だよ。
今日は標高1041m の活火山「樽前山」に登る予定であったが中止となる。だらだら過ごしていると朝が早かったために10時ぐらいにはお腹がすいてくる。昨夜用意しておいたおにぎりとともに暖かいコーンスープを入れて食べる。気温が20℃以下なので暖かいものが嬉しい(シュラフの中も含めて)。
ツルアジサイは苫小牧から支笏湖までの間でもたくさん咲いていてきれいだった。
支笏湖の水は透明度が高くきれい。なぜか夕方からは波が立ち、朝になると穏やかになる。
キャンプ場横には売店もあり、買い出し直後の我々には必要なかったが使えそうだ。
キャンプ場から支笏湖温泉までの湖畔沿いは 3.5キロの自然観察歩道になっているがいるのだが、2004年9月の台風18号の影響で今なお通行止めになっているため、雨上がりの散歩道さえ塞がれてしまった。
昼頃から大型バスでやってきた北大のグループが霧雨の中バーベキュー、食後は雨の中のサッカーと大盛り上がり。離れたところにテントを張っていて本当によかった。
昼間にキャンプ場の管理のおじさんと15時からシャワーが浴びれるように話を付けておいたので(おとなしくしていたら今日もお風呂無しになってたかも。大阪のおばさん根性が養われつつあるのも悪いことばかりではないかも)、時間に行ってみるとお湯が出るように手配してくれていた。200円で5分間のはずが、200円で二人じゅうぶんに入れた。さっぱりして嬉しい。シャワーを浴びたらしい私たちの姿を見たのか他のキャンプ客もシャーワーのある棟に姿を現していた。車の人は簡単に温泉に行けるのだけどね。
今夜の夕食も昨夜に引き続き鍋である。白菜など鍋の材料を安く仕入れてきたからね。昨日との違いはコチュジャンを使わずに、干ダラや鮭トバなどで出汁を出した和風の鍋にしたこと。水菜とトマトのサラダなども食べて野菜不足はどこ吹く風のキャンプ食である。
リンゴ酒の瓶が写っているが、中身は沖縄は与那国の花酒、60度の舞富名である。北海道で飲む南の国の酒もよいものだ。300ml しか持ってこなかったのは失敗だったが。
キャンプ食:雑炊
鍋の後はおきまりの雑炊でしめる。
支笏湖
夕方には雨も上がりなかなか楽しい光線具合だったが、雲が多くて昨日のような夕焼けを楽しむことはできなかった。食後もビーチマットの上でのんびりして、これもまたよいかと思いながらくつろぐ。8時20分、就寝。