積丹:佐藤食堂

評価:4/5点4 stars

野塚のキャンプ場から積丹岬を目指して走る。小さな岬を回ってすぐに比較的大きな漁港があり、それを囲むように日司(ひづか)の集落がある。日司には漁師経営のウニ丼屋が3軒ほど集まっているが、最初の標的は佐藤食堂だ。フルネームは「味処マルテン佐藤食堂しゃこたんなべ」とややくどい。

積丹町日司の佐藤食堂佐藤食堂

何しろまだ8時15分なので他に客はいない。というか開いているだけ立派だ。ちょっと早いが第一昼食とする。

ここはメニューが結構充実している。赤(バフンウニ)白(ムラサキウニ)のウニ丼に加え、本日の刺身(何が獲れるかによって変わる)と、活ウニが200円でプラスできるのでそいつを追加。

佐藤食堂の活ウニ活ウニ

まず出てきたのは活ウニだが、縦にぱっくり割られながらさかんに触手を動かして逃げようとしている。かわいそうだがありがたくいただいた。ウニよ、ごめん。活きているのだから鮮度は間違いない。確かにうまいが、丼になってくるウニより数段うまいかというとそうでもない。このへんでは普通に出てくるウニでも遜色がないぐらい鮮度が良いのだろう。

佐藤食堂の甘エビ甘エビ

刺身は甘エビだった。これも新鮮でとろりとしてうまい。エビ食いlulunは満足そう。ついでに下に敷いてあるワカメもおいしいのでこれも完食。

佐藤食堂のムラサキウニ丼ムラサキウニ丼

2日間で3回目にもなるとウニ丼にもだいぶ慣れてくる。ここのは普通においしいレベル。ツマがウニとご飯の間に埋もれているのがちょっと邪魔。

佐藤食堂のバフンウニ丼バフンウニ丼
佐藤食堂のつみれ汁つみれ汁

ここは今までで一番「料理屋」としての質が高い。プレゼンテーションもプロっぽいし、つみれ汁のおいしさは特筆に値する。きっと他の食べ物もおいしいに違いない。