評価:3/5点
ビッグクリフ、れすとらん○と続けてふられたlulunとkameは、やむなく宿に帰る途中にあるJojo'sへ立ち寄ることにした。大きな山小屋風の二階部分がカフェになっていて、普通のテーブルとゆったりとしたソファが並んでいる。
客はたいしていないのだが、例によってオージーの団体客などがいて二人しかいないホールのねーちゃんたちは忙しそう。ようやくオーダーを取りにきたのでナッチョス、タイ風さつまあげのケバブ、アボガドのサラダを注文するが、アボガドが切れているという。あまりお腹はすいていなかったのでとりあえずそのままにして、食欲によってはあとで普通のバーガーを頼もうということにした。ビールはサッポロの生、ハートランド、バスのペールエール、ギネスの4種類しかないのでサッポロとギネスにした。
チーズ、豆のソース、アボガドのソースが載ったナッチョスをつまみながらビールを飲む。なぜかビール、特にギネスが薄い。日本で売っているギネスが薄いのかもしれないが、なんだか水で薄めているのではと思うほどだ。これはいただけない。
そうこうしているうちに客がどんどん入ってきてついには満席状態。ほとんどがオージーだが中国人と日本人も少しだけいる。
「ケバブ」と呼ぶのは勉強不足だが、スパイシーなさつまあげをピタで挟んだサンドイッチはなかなかうまい。ぴりりとしてソースも良い働きをしている。
これならバーガーもうまいだろうなと思ったが、どう考えても厨房は大忙しなのでバーガーは諦めて腹六分の状態で店を出た。
料理の味はけっこう良いのだが、店のコンセプトにはいかにも的なところがあり、それがまたうまくはまってしまっているのがちょっと不満。オージー相手の商売ならもっとビールに力を入れるべきではないか。そのへんの中途半端さも気になる。好きかといえばそうでもないが、うまいのは認めよう。
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